もうすぐ５０近い小生でも、素直に入ってくる。中年以上のものにも響く！！

発売より遅れること4年にしてついに国内盤が出たクリスチャンによるオルタナティヴメタルバンドSKILLETの7枚目のアルバム。
最近国内盤が出たので若手かと思いきやデビューは1996年という実はけっこうキャリアのあるバンドでした。クリスチャンメタルはやっぱり無宗教な日本では受け入れにくいのだろうかなんて邪推してしまう。。

実際聴いてみて、長らく日本デビュー出来なかったからイマイチなバンドなのかと言えば全くそんなことはなく、ダウンチューニングが施されヘヴィなのに聴きやすい音作りにパワフルなベースボーカルの歌うしっかりとしたメロディと結構良い声しているギター兼キーボード兼コーラスの奥さんのハーモニーがただ荒々しいだけのヘヴィロックとは一線を画している。たしか本人がBON JOVIを好きだと言っていたので、近代的なヘヴィロックのフォーマットを敷きつつもコーラスワークや歌メロはもっと前の歌物ハードロックあたりから影響を受けているのかもしれない。
そして何より個人的にこのバンドのサウンドを特徴づけていると感じたのはヴァイオリンやチェロなどストリングスを導入したシンフォニックな要素とヘヴィロックが絶妙にマッチしている点だ。さらに壮大でドラマチックな要素を盛り込みつつも変に冗長になったり大仰にならず、3〜4分台の尺と絞った曲数でアルバムを一通り聴いても40分ちょっとと実に聴きやすい再生時間となっており、飽きという物を感じさせない。

全体的にヘヴィな楽曲が大半を占め、時折入るバラードナンバーやポップなナンバーがちょうど良い割合で配置された良質なヘヴィロックアルバムとなっており、価格も安く設定されていて新品でも中古でも手に入れやすいアルバムだと思うのでロック好きの方、聴いてみてはいかがか。
ちなみに、この時期のライブDVDも輸入盤で出ている。音は結構いじってある感じはしたがカメラワークも良くお得な内容となっているのでアルバムを気に入った方は是非！

全体的に捨て曲は無いです。そのなかで特に気に入ったのはhero、awake and alive、one day too late、never　surrenderです。洋ロック好きには堪らない一枚になるのではないでしょうか。聴いて損はないと思います。

ル・クレーゼは煮物のみふっくら仕上がるかと思っていたのですが、今回T-FALのフライパンがだめになってしまったのでこちらを購入。ル・クレーゼ独特のホーロー構造が焼き物料理もふっくら仕上げてしまうのにびっくりしました。フライパンを使った炒め物は火の通り具合が場所によって異なりますが、このスキレットはどの場所も同じように火が通ります。加熱しすぎずに料理が仕上がるのです。最近持ち手の部分がウッドになっているタイプもありますが、こちらのスキレットの方が、オーブンにそのまま入れられるのでとても便利。（比べるとこちらの方がちょっと重いのですが・・）スペアリブなど表面を焼いたあと、オーブンにどんと入れればあっというまにおいしい料理が出来上がりますよ。