自分を生かす古武術の心得 (集英社新書 429H)
著者はとある武術の達人に弟子入りし、その武術に熱中していくところから自分の身体の変化、考え方の変化を感じます。
その変化について実にわかりやすく、具体的な例を用いて書いてあります。
例えば、なぜ四股を踏むのか、ということで言えば、身体にある3つの軸(正中線、左軸、右軸)に対して、
それぞれの重力を骨自体が感じ取り、筋肉という骨についた物質をうまく使えるようにするため修練であると言っています。
ここでとにかくすごいのは、達人がよく言っている一言(口伝)のような言葉を、素人でもわかるように、
そして、実際にその練習方法までわかりやすく書いてあるところに、著者の凄さを垣間見見ました。
文章を書くだけでなく、こういった体験談を書くと、どうしても感想文的になり易いですが、
そんなことはなく、むしろこの本が今までの武術の極意書(ここでは身体操作や手裏剣術に絞ってますが)といっても
過言ではない気がします。
この本は、一読どころか、何度も読んで、ぜひ、納得しながら練習しましょう。
これは買いです!!!!
その変化について実にわかりやすく、具体的な例を用いて書いてあります。
例えば、なぜ四股を踏むのか、ということで言えば、身体にある3つの軸(正中線、左軸、右軸)に対して、
それぞれの重力を骨自体が感じ取り、筋肉という骨についた物質をうまく使えるようにするため修練であると言っています。
ここでとにかくすごいのは、達人がよく言っている一言(口伝)のような言葉を、素人でもわかるように、
そして、実際にその練習方法までわかりやすく書いてあるところに、著者の凄さを垣間見見ました。
文章を書くだけでなく、こういった体験談を書くと、どうしても感想文的になり易いですが、
そんなことはなく、むしろこの本が今までの武術の極意書(ここでは身体操作や手裏剣術に絞ってますが)といっても
過言ではない気がします。
この本は、一読どころか、何度も読んで、ぜひ、納得しながら練習しましょう。
これは買いです!!!!
諸刃の燕 (集英社文庫)
読み始めて、文章のつたなさが気になりました。
特に、主人公の気持ちを、ほとんどひとりごとで語らせようとしているところなんか、ちょっとどうも、という気がしました。
ただ、そのあたりに目をつむって読み進むと、これが意外にいけるのです。
女性作家にしてほ骨太のストーリー展開で、けっこう引きずられていきます。
結局、3時間ほどで、いっきに読んでしまいました。
本代の元はとれる作品です。
特に、主人公の気持ちを、ほとんどひとりごとで語らせようとしているところなんか、ちょっとどうも、という気がしました。
ただ、そのあたりに目をつむって読み進むと、これが意外にいけるのです。
女性作家にしてほ骨太のストーリー展開で、けっこう引きずられていきます。
結局、3時間ほどで、いっきに読んでしまいました。
本代の元はとれる作品です。