様々なエピソードが詰まった話。
この巻では、僕の好きなエピソードがある。たぶん、僕がこの本を集めようと思ったのは、このエピソードを読んだ体と思う。
拒食症の少女の話だ。
過食症も、拒食症も、同じ不幸な病気だ。食べるということは生きることにシンプルにつながっている。

このエピソードが好きなのは、たんに心の病でモノを食べれなくなった少女が立ち直るからというわけではなく、主人公が格好いいのだ。
　少女と喧嘩して、少女のほうから自分の非を認め、レストラン「プチ・ラパン」に来た時、反対するメインシェフの織田圭二をふりきって百恵は自分で料理を出す。

「もてなす客が求めている味をつくるのが料理人よ。あの子だって生まれた時からあんなだったわけじゃない。生きているだけで幸せだった時があるはず……それを思い出して欲しいの。不幸を呪うより、幸せを思い出して欲しいの。それを最初の自信の核にして欲しいの」

　百恵が用意した料理は、真奈美のママの作ってきた料理。それをまねすることだった。

　料理の腕は半人前でも、愛情ということに対して、百恵の価値観ははっきりと確立している。
　料理の腕は天才的でも、愛情表現を受け取ることも表現することも下手な小田とは対照的に。
　これは愛されて育ってきたからこそ、愛を返すことに敏感で、強いのだと思う。僕が百恵を好きな点は、この性格設定だ。
　だからこの作品が好きなのだと思う｡

ほんのわずかですが、ショートストーリーがあって、それがただのパズルに華を添えています。

このパズルは解答も意外で面白いと思います。パッケージにはしつこく書かれていますが、この商品自体には解答がついていないので、自力で解かなくてはなりません。

パズルの出来が大変よくお薦め！

ヴィック・チョウ、アラン・コウ、メーガン・ライなどの出演者自身が歌っている曲はドラマで繰り返し流れていたのですっかり耳に馴染んでしまいました。　
さらに「迷宮」「Ｉ Ｌｏｖｅ Ｙｏｕ」を歌うジョアンナ・ウォンのけだるい感じのヴォーカルは個性的で存在感があります。　今、日本にはいないタイプの人かな・・・と思います。

台湾のＣＤはトールサイズなので付録のブックレットも同じくトールサイズ。　字が見やすく（中国語なので私は読めませんが・・・）写真も見応えがあります。
見慣れた国内版とは一味違う雰囲気を味わえるのが輸入版の醍醐味ですよね。

仔仔の"美味関係" まだ、みてないファンも初めての人も、惹かれるSTORY展開。しかも、この作品では、本来の穏やかなお兄さんじゃない、仔仔が見れます。しかも、時々見せる"やきもち"を本人が気づかずみせる表情は、キュンときます。そういう表現力は自然だから、仔仔の演技は大好き。今後の2人の展開に期待しちゃう！

当時大好きで毎週見てました。
VHSでは持っているのですが、なかなかDVDが出なくてもう発売されないのかと思っていました。
中山美穂さんの歌う主題歌も大好きです。
先日スマスマでこのドラマの一部が流れましたが、草薙くんは今と全く変わっていませんでした(笑)。
相手役が唐沢さんというのが最高です！