Awakenings
映画のレナードの朝が好きで購入。
映画では沢山の患者が写っていたが、各自に対する細かい描写はなかった。しかし、本では患者一人ひとりについて「入院に至るまでの経緯」「入院中の生活」「特徴」「L-dopa(エルドーパ)投与までの流れと決意」「観察日記」などが細かく綴られている。
映画ではドラマチックに描かれていた部分もあったのではないかと思うが本はほとんど報告のような形をとっている。
これを読むと、患者それぞれの症状は違うことや薬の投与量が違うこともよくわかる。しかし、その分すこし分厚目の本になっていて、1日で読むのは厳しいかも。読みごたえはあります。
映画では沢山の患者が写っていたが、各自に対する細かい描写はなかった。しかし、本では患者一人ひとりについて「入院に至るまでの経緯」「入院中の生活」「特徴」「L-dopa(エルドーパ)投与までの流れと決意」「観察日記」などが細かく綴られている。
映画ではドラマチックに描かれていた部分もあったのではないかと思うが本はほとんど報告のような形をとっている。
これを読むと、患者それぞれの症状は違うことや薬の投与量が違うこともよくわかる。しかし、その分すこし分厚目の本になっていて、1日で読むのは厳しいかも。読みごたえはあります。
妻を帽子とまちがえた男 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
「見える」という概念を失ってしまえば「見えない」ことにも気付かない…初めて聞いたときはそんな奇妙なことがあるのかと思った。見えないことにすら気付かないことと、見えないことが分かっている人とどちらが幸福なのだろうか。
まさか、と信じられないような症状を抱えた人々。その苦痛を想像することすらできないような病。おそらく治癒することはないだろうと思われるが、それでもその中で当人たちは精一杯生きている。哀れまれるべき存在では決してない。そしてまた、社会からは「異常者」とレッテルを張られている精神病棟の人々が大統領の演説をテレビで見て示した反応を書いた「大統領の演説」の章には目から鱗が落ちる。
まさか、と信じられないような症状を抱えた人々。その苦痛を想像することすらできないような病。おそらく治癒することはないだろうと思われるが、それでもその中で当人たちは精一杯生きている。哀れまれるべき存在では決してない。そしてまた、社会からは「異常者」とレッテルを張られている精神病棟の人々が大統領の演説をテレビで見て示した反応を書いた「大統領の演説」の章には目から鱗が落ちる。
レナードの朝【字幕版】 [VHS]
レナードが恋するポーラに言った最後のセリフ、「会うのはこれきりにしよう」
レナードの症状がますます悪化し、惨めな自分をもう見られたくない
という男としての思いがこもった一言でした。
それを受けとめ、ポーラは黙って彼の握手を求めた手を両手で握り返し、
そのままダンスをする。その至福の時間、レナードの痙攣が止んだ
のには驚き、私は顔がクシャクシャになるくらい泣いてしまいました。
この映画は一言では語れない、実話を元にした名作の一つです。
人生の中で一度は必ず観ておかなくてはならない映画です。
自分や大切な人、家族がレナードと同じ症状になったら?
そこまで考えなくても、介護するような人ができたら?
私は両親に対し、介護が必ず訪れるであろう「その時」に
備える「覚悟」と、改めて「恋」の素晴らしさ、大切さをこの映画から学びました。
私は幾たびの奇跡を経てこの世に生を受けたことをとても感謝したいと思う。
レナードの症状がますます悪化し、惨めな自分をもう見られたくない
という男としての思いがこもった一言でした。
それを受けとめ、ポーラは黙って彼の握手を求めた手を両手で握り返し、
そのままダンスをする。その至福の時間、レナードの痙攣が止んだ
のには驚き、私は顔がクシャクシャになるくらい泣いてしまいました。
この映画は一言では語れない、実話を元にした名作の一つです。
人生の中で一度は必ず観ておかなくてはならない映画です。
自分や大切な人、家族がレナードと同じ症状になったら?
そこまで考えなくても、介護するような人ができたら?
私は両親に対し、介護が必ず訪れるであろう「その時」に
備える「覚悟」と、改めて「恋」の素晴らしさ、大切さをこの映画から学びました。
私は幾たびの奇跡を経てこの世に生を受けたことをとても感謝したいと思う。
オリジナル・サウンドトラック レナードの朝
ロバート・デ・ニーロとロビン・ウィリアムスの共演による
「レナードの朝」のサントラCDです。
昏睡状態の患者を目覚めさせるための医者の努力
そして、患者との触れあい
といったところが映画の大筋ですが、
その過程の中でも、人間同士のぶつかり合いが
やはり一番の見所(?)ではないでしょうか。
映画で使われた主要な音楽は全て入っており、
一曲一曲がその映画のシーンをよみがえらせます。
特にお勧めなのは、
2.ドクターセイヤー
7.目覚めのシーンの曲(タイトルそのまま)
12.デクスター・ゴードンチューン
(ピアノ曲:ラストダンスのシーン)
などです。
映画を観て気に入った人なら、
このサントラも必ず好きになるのではないかと思います。
何度も聞ける名盤です。
「レナードの朝」のサントラCDです。
昏睡状態の患者を目覚めさせるための医者の努力
そして、患者との触れあい
といったところが映画の大筋ですが、
その過程の中でも、人間同士のぶつかり合いが
やはり一番の見所(?)ではないでしょうか。
映画で使われた主要な音楽は全て入っており、
一曲一曲がその映画のシーンをよみがえらせます。
特にお勧めなのは、
2.ドクターセイヤー
7.目覚めのシーンの曲(タイトルそのまま)
12.デクスター・ゴードンチューン
(ピアノ曲:ラストダンスのシーン)
などです。
映画を観て気に入った人なら、
このサントラも必ず好きになるのではないかと思います。
何度も聞ける名盤です。
The Drunkard's Walk: How Randomness Rules Our Lives
怒ったから、次にミスが減るのではなく、単純にミスを多くした時は偶然に過ぎず、次にそれが平均に戻っただけ。
感覚で掴むのと数字で分析するのとでは大きく違ってくることがある。
確率を冷静に分析すれば、偶然も必然の範囲内と考えられる。
例えプロでも偏見が見られて、判断を誤ることがある。
後付の理屈は言えても未来の予想は出来ない。
努力をして幸運を掴む準備は怠り無く。でも、幸運をつかめなかったとしても才能が無いとは言えない。また、幸運を掴んだ人も他人より才能があるとは限らない。
その先に成功があるかもしれないのに、手前で諦めるからチャンスを逃しているのかもしれない。
以上のようなことが学べました。
感覚で掴むのと数字で分析するのとでは大きく違ってくることがある。
確率を冷静に分析すれば、偶然も必然の範囲内と考えられる。
例えプロでも偏見が見られて、判断を誤ることがある。
後付の理屈は言えても未来の予想は出来ない。
努力をして幸運を掴む準備は怠り無く。でも、幸運をつかめなかったとしても才能が無いとは言えない。また、幸運を掴んだ人も他人より才能があるとは限らない。
その先に成功があるかもしれないのに、手前で諦めるからチャンスを逃しているのかもしれない。
以上のようなことが学べました。