『少女の友』愛唱歌集
戦前の女学生生活の中で歌われたような歌がつまっています。
うっとりするような歌が、尖っていない女性の歌唱で入っています。
カチューシャの唄も入っているし、野ばらも入っている。
清らかで麗しい少女の夢と憧れのつまった世界です。
このようなCDが発売されることが嬉しいです。
うっとりするような歌が、尖っていない女性の歌唱で入っています。
カチューシャの唄も入っているし、野ばらも入っている。
清らかで麗しい少女の夢と憧れのつまった世界です。
このようなCDが発売されることが嬉しいです。
ジョゼと虎と魚たち 特別版 (初回限定生産2枚組) [DVD]
「僕が逃げた」
恒夫が別れの理由を言った時
ものすごく、何かをえぐられた気持ちになった。
なぜかというと、私が障害者だからかもしれない。
弟に「兄ちゃんひるんだんだろ?」と言われ
トイレをしてるジョゼに抱き伏せたところや
ジョゼと別れた後に大泣きした恒夫の姿はとても印象的で
とても痛かった。
別れて出て行く恒夫にSM本を餞別に渡し
引き止めるわけでなく普通にしていたジョゼの気持ちが
せつないほどわかった。
恒夫を含め、健常者の気持ちや態度は
障害者の私にとっては痛いものだったけど
ずるいとかヒドイとかではなく
当たり前のことなんだな、と思いました。
電動車イスで風をきって力強く走るジョゼ。
私はジョゼみたいに強くなれるんだろうか・・・。
恒夫が別れの理由を言った時
ものすごく、何かをえぐられた気持ちになった。
なぜかというと、私が障害者だからかもしれない。
弟に「兄ちゃんひるんだんだろ?」と言われ
トイレをしてるジョゼに抱き伏せたところや
ジョゼと別れた後に大泣きした恒夫の姿はとても印象的で
とても痛かった。
別れて出て行く恒夫にSM本を餞別に渡し
引き止めるわけでなく普通にしていたジョゼの気持ちが
せつないほどわかった。
恒夫を含め、健常者の気持ちや態度は
障害者の私にとっては痛いものだったけど
ずるいとかヒドイとかではなく
当たり前のことなんだな、と思いました。
電動車イスで風をきって力強く走るジョゼ。
私はジョゼみたいに強くなれるんだろうか・・・。
ジョゼと虎と魚たち [DVD]
映画の冒頭、主人公のツネオはジョゼとの帰省の思い出を回想する
「懐かしいな 何年前のことだっけ?」
映画の後で思い出すととても胸が締め付けられるセリフ
ツネオは世の中にありふれた普通の男性だと思う
本作ではジョゼの障害がツネオにとっての重みになったが、
障害無き恋愛においても年齢、外見、職業等
私たちはそれぞれのものさしで相手を吟味している
そして付き合い始め気付かなかった重みがどうしても耐えられないものと後に気付くことがある
映画の中盤、ツネオはジョゼからずっと一緒にいてと言われ
そしてツネオは答える「わかった ずっと一緒にいる」と
ジョゼの頭をなでながら
ジョゼのお願いは本心であっただろう
しかしジョゼは幼馴染役の男にはこんな言葉も漏らしている
「結婚なんてあるわけない」
ジョゼ自身がいつかツネオの重みになることを予測していることがただ悲しく切ない
月日が経ちジョゼの考えていたとおりの結果となる ツネオは逃げたのだった
ツネオはジョゼの家から去る途中泣いてしまう ツネオは自身の不甲斐なさと簡単にジョゼと約束してしまった罪悪感に苦しめられる
人は恋愛で成長するものだ ツネオもジョゼも成長したのだ
そして誰しも過去の恋愛は思い出となって色褪せていく
ジョゼもツネオと同じように回想するのだろう
あんな奴がいたなと
「懐かしいな 何年前のことだっけ?」
映画の後で思い出すととても胸が締め付けられるセリフ
ツネオは世の中にありふれた普通の男性だと思う
本作ではジョゼの障害がツネオにとっての重みになったが、
障害無き恋愛においても年齢、外見、職業等
私たちはそれぞれのものさしで相手を吟味している
そして付き合い始め気付かなかった重みがどうしても耐えられないものと後に気付くことがある
映画の中盤、ツネオはジョゼからずっと一緒にいてと言われ
そしてツネオは答える「わかった ずっと一緒にいる」と
ジョゼの頭をなでながら
ジョゼのお願いは本心であっただろう
しかしジョゼは幼馴染役の男にはこんな言葉も漏らしている
「結婚なんてあるわけない」
ジョゼ自身がいつかツネオの重みになることを予測していることがただ悲しく切ない
月日が経ちジョゼの考えていたとおりの結果となる ツネオは逃げたのだった
ツネオはジョゼの家から去る途中泣いてしまう ツネオは自身の不甲斐なさと簡単にジョゼと約束してしまった罪悪感に苦しめられる
人は恋愛で成長するものだ ツネオもジョゼも成長したのだ
そして誰しも過去の恋愛は思い出となって色褪せていく
ジョゼもツネオと同じように回想するのだろう
あんな奴がいたなと
言い寄る (講談社文庫)
田辺聖子氏の小説を読むのは始めてだったが、昔に書かれたとは思えないほど新しく感じる文章の描き方。主人公の意識のうちと科白の隔たりのなさや気分の移り変わり。自分の意識と寸分違わずするすると読めてしまう。そして完全に魅せられ、夢中になってしまった。
これは3部作のはじめの物語。主人公と五郎の関係が主題となっているとみて読んでいたが、私にははじめから主人公と剛の恋物語であり、しかも女たらしである剛の主人公を想う痛々しい気持がリアルに伝わってくる。そしてただの「結局1人でいい」というありがちなラストに納まらず、読後は私自身にもともとあった絶望感の底が少しずつ浮いていくようで世界観が変わったよう。それは話の内容そのものもあるし、この方の世界のスケッチの仕方のせいでもある。この小説を通して見える世界そのものに、私は恋をした。今世界や人間関係(特に異性関係)がつまらない、と感じている人に、絶対お勧め!
これは3部作のはじめの物語。主人公と五郎の関係が主題となっているとみて読んでいたが、私にははじめから主人公と剛の恋物語であり、しかも女たらしである剛の主人公を想う痛々しい気持がリアルに伝わってくる。そしてただの「結局1人でいい」というありがちなラストに納まらず、読後は私自身にもともとあった絶望感の底が少しずつ浮いていくようで世界観が変わったよう。それは話の内容そのものもあるし、この方の世界のスケッチの仕方のせいでもある。この小説を通して見える世界そのものに、私は恋をした。今世界や人間関係(特に異性関係)がつまらない、と感じている人に、絶対お勧め!