赤塚不二夫のまんがNo.1シングルズ・スペシャル・エディション
雑誌としての「まんがNo.1」を、創刊時(小6当時)に購入した体験を持つ
熱烈な赤塚不二夫ファンですが、
わけあって本商品は発売から6年以上経過しての購入となりました。
理由を述べますと、Amazonのトップに載っているウナギイヌの画像は、
本商品のアウタージャケットの装幀の一部なのですが、
これのみですので、商品としてのボリューム感も大きさもマッタク伝わらず、
全体像が捉えにく、値段に比して、安っぽいつくりなのでは?と推察し、
それが購入を躊躇わせるものだったのです。
しかし、昨日、商品が届いて驚いたのは、そのボリューム感でした。
本商品は「CDとしてのリリース」でしたので、
付録のブックレットも、
てっきりCDジャケットサイズと思っていたのですが、
実際はB5サイズの、束も厚めのしっかりとした本でした。
いわゆる「CD付録のブックレット」とは、まったく趣の異なる
オリジナルの「まんがNo.1」(安っぽい中綴じ雑誌だった)以上に
作りからして立派な本でした。
B5サイズは、オリジナルの「まんがNo.1」と同じサイズでもあります。
これにはほんとうに感激しました。
本文252頁のうち、初出で4色、2色、あるいは単色カラー印刷の頁は、
当時の物のように巧く再現されており、その割合も全体の2割強もあり、
1冊の本と見ても、これ単体で2500円ていどの値が十分に付けられる仕様です。
登場作家(と歌手)の面子の豪華さは、Amazonの《商品の説明》にある通りです。
これらの豪華で大物な作家陣が、メジャー誌ではまずやらないであろう
(担当編集者にダメ出しされるであろう)、
反社会的でアナーキー、ナンセンスで過激な表現を競い合っているのです。
新たに取材収録されている長谷&奥成対談では、発売当時、公安がフジオプロまでバックナンバーを購入しに来た、という驚くべき裏話まで語られています。
初出時、カラフルなピクチャーレコードだった6枚のフォノシートも、
裏表両面が、原寸大のカラーカードとして再現されています。
ぜんたいとして、近年、稀に見る、大変ていねいな復刻仕事です。
(P.マッカートニー&ウイングスの「ウイングス・オーヴァー・アメリカ 【スーパー・デラックス・エディション】の感動に匹敵しました)
本商品の企画者の方、よくぞこれ以上ない形で復刻〜再構成してくださった、
しかも値段をここまで抑えて、、と感激、感謝の想いで一杯です。
販売価格を度外視した、もの凄く豪華な内容と面子なのに、
宣伝や流通で、それが購買者層にうまく伝わりきらない、
というもどかしいところなどは、
多くの赤塚ファンの目に触れる事も無く、あえなく半年で休刊してしまった
オリジナルの「まんがNo.1」譲りだなあ、と苦笑しました。
※時間のあるときに、本商品の全体が伝わるような写真を撮って、掲載したいと思います。
熱烈な赤塚不二夫ファンですが、
わけあって本商品は発売から6年以上経過しての購入となりました。
理由を述べますと、Amazonのトップに載っているウナギイヌの画像は、
本商品のアウタージャケットの装幀の一部なのですが、
これのみですので、商品としてのボリューム感も大きさもマッタク伝わらず、
全体像が捉えにく、値段に比して、安っぽいつくりなのでは?と推察し、
それが購入を躊躇わせるものだったのです。
しかし、昨日、商品が届いて驚いたのは、そのボリューム感でした。
本商品は「CDとしてのリリース」でしたので、
付録のブックレットも、
てっきりCDジャケットサイズと思っていたのですが、
実際はB5サイズの、束も厚めのしっかりとした本でした。
いわゆる「CD付録のブックレット」とは、まったく趣の異なる
オリジナルの「まんがNo.1」(安っぽい中綴じ雑誌だった)以上に
作りからして立派な本でした。
B5サイズは、オリジナルの「まんがNo.1」と同じサイズでもあります。
これにはほんとうに感激しました。
本文252頁のうち、初出で4色、2色、あるいは単色カラー印刷の頁は、
当時の物のように巧く再現されており、その割合も全体の2割強もあり、
1冊の本と見ても、これ単体で2500円ていどの値が十分に付けられる仕様です。
登場作家(と歌手)の面子の豪華さは、Amazonの《商品の説明》にある通りです。
これらの豪華で大物な作家陣が、メジャー誌ではまずやらないであろう
(担当編集者にダメ出しされるであろう)、
反社会的でアナーキー、ナンセンスで過激な表現を競い合っているのです。
新たに取材収録されている長谷&奥成対談では、発売当時、公安がフジオプロまでバックナンバーを購入しに来た、という驚くべき裏話まで語られています。
初出時、カラフルなピクチャーレコードだった6枚のフォノシートも、
裏表両面が、原寸大のカラーカードとして再現されています。
ぜんたいとして、近年、稀に見る、大変ていねいな復刻仕事です。
(P.マッカートニー&ウイングスの「ウイングス・オーヴァー・アメリカ 【スーパー・デラックス・エディション】の感動に匹敵しました)
本商品の企画者の方、よくぞこれ以上ない形で復刻〜再構成してくださった、
しかも値段をここまで抑えて、、と感激、感謝の想いで一杯です。
販売価格を度外視した、もの凄く豪華な内容と面子なのに、
宣伝や流通で、それが購買者層にうまく伝わりきらない、
というもどかしいところなどは、
多くの赤塚ファンの目に触れる事も無く、あえなく半年で休刊してしまった
オリジナルの「まんがNo.1」譲りだなあ、と苦笑しました。
※時間のあるときに、本商品の全体が伝わるような写真を撮って、掲載したいと思います。
少年西遊記 (1) (河出文庫)
杉浦茂を初めて知ったのは、唐沢なをきのパロディ漫画なのですが
購入に踏み切った切っ掛けは2003年8月27日放送のマンガ夜話です。
んで、放送直後に迷わず「ショッピングカートに入れる」を押してしまいました。ポチっと。
内容的には、杉浦漫画でクローズアップされがちな「ポップでシュール」感よりも
ヤンチャでノーテンキな少年漫画の心地よさの方が大きいかと思います。
逆に言えば、「ポップでシュール」な部分だけを期待すると
ちょっと肩透かしに感じるかもしれません。
とは言え、充分なほどに明るくヘンですから、読むだけでしあわせ気分、うけあいです。
あと、やたらと食べるシーンが多くて(しかもうまそう)
読んでる時はきっとおなかが空きますから、お手元になんか食べ物があると良いかも。
あぁ、あげまんじゅう食いてぇ。
購入に踏み切った切っ掛けは2003年8月27日放送のマンガ夜話です。
んで、放送直後に迷わず「ショッピングカートに入れる」を押してしまいました。ポチっと。
内容的には、杉浦漫画でクローズアップされがちな「ポップでシュール」感よりも
ヤンチャでノーテンキな少年漫画の心地よさの方が大きいかと思います。
逆に言えば、「ポップでシュール」な部分だけを期待すると
ちょっと肩透かしに感じるかもしれません。
とは言え、充分なほどに明るくヘンですから、読むだけでしあわせ気分、うけあいです。
あと、やたらと食べるシーンが多くて(しかもうまそう)
読んでる時はきっとおなかが空きますから、お手元になんか食べ物があると良いかも。
あぁ、あげまんじゅう食いてぇ。
ドロンちび丸 第1巻
自分の持っているベップ出版のドロンちび丸と一部しか内容が重複していなかった
ボリュームも結構あるが安定の杉浦茂節のギャグ
元の雑誌の印刷の状態が多少悪いようなページもあるが、逆に貴重なものを読ましてもらった気がしていい
ボリュームも結構あるが安定の杉浦茂節のギャグ
元の雑誌の印刷の状態が多少悪いようなページもあるが、逆に貴重なものを読ましてもらった気がしていい
猿飛佐助 (杉浦茂傑作選集 4)
ペップ版「猿飛佐助」よりも140pも長い、雑誌連載復刻バージョンです。
いやもう傑作、言うこと無しです。「無人島に何か本を1冊持って行ける」
なら迷わずこれ、1000回読んでもまだ飽きないと思います。
いやもう傑作、言うこと無しです。「無人島に何か本を1冊持って行ける」
なら迷わずこれ、1000回読んでもまだ飽きないと思います。