吸血姫美夕 CDシネマII
ラジオ版CD第二弾。このシリーズがテレビ版最終回以後の話だと明確化されるのは、この二巻目に収録されているユィリィのエピソードと最終巻の冷羽とのリターンマッチのエピソードの故である。
今回はユィリィ再登場で、本編から本当に道士として大成長した彼女は、お約束どおりおいしい所をかっさらっていく。相手の神魔の特性がその最大の要因なのだが、美夕ファンには、ちと複雑。
個人的には、収録されているもうひとつの方のエピソードの方がお薦め。
仕事に覇気を無くしていたカメラマンの青年は、撮影に来ていた山中で、偶然ある女性を見かける。
その時、彼女が何気なく零していた「笑顔」に惹かれた彼は、何としてでも被写体としてカメラに収めたいと、もう一度自身の夢への情熱を取り!戡す。だが、当の女性は、どうやってその時の「表情」をしたらいいのか判らず戸惑うばかりだった。そんな彼らの交流を描いたものだが、これがまた切なくてイイ。
今回はユィリィ再登場で、本編から本当に道士として大成長した彼女は、お約束どおりおいしい所をかっさらっていく。相手の神魔の特性がその最大の要因なのだが、美夕ファンには、ちと複雑。
個人的には、収録されているもうひとつの方のエピソードの方がお薦め。
仕事に覇気を無くしていたカメラマンの青年は、撮影に来ていた山中で、偶然ある女性を見かける。
その時、彼女が何気なく零していた「笑顔」に惹かれた彼は、何としてでも被写体としてカメラに収めたいと、もう一度自身の夢への情熱を取り!戡す。だが、当の女性は、どうやってその時の「表情」をしたらいいのか判らず戸惑うばかりだった。そんな彼らの交流を描いたものだが、これがまた切なくてイイ。
鈴木爆発のすべてがわかるカイタイファイル
攻略本というか、ゲーム同様不思議な本です。
どうでもいいような資料がいっぱい載ってます(笑)
攻略もしていますが、完全に攻略はしていません。
途中の解体作業に触れているだけど、ラストどちらの配線を切る答えは書いてないです。
あんまり買う必要はなさそうな攻略本。
鈴木爆発ファンならコレクターアイテムとして買ってもいいかも。
どうでもいいような資料がいっぱい載ってます(笑)
攻略もしていますが、完全に攻略はしていません。
途中の解体作業に触れているだけど、ラストどちらの配線を切る答えは書いてないです。
あんまり買う必要はなさそうな攻略本。
鈴木爆発ファンならコレクターアイテムとして買ってもいいかも。
せがれいじり
いや~衝撃でした。
こんなゲーム初めて出会いました。
操作は至極簡単。まあゴールも一応ありますが、流れに身を任せましょう。
これからやってみようかなという人のために内容は伏せましょう。
やってみて「これか!」と思っていただきたいです。
始めはその世界観に驚くかと思いますが、慣れてしまえばおバカなノリでなーんにも考えずに遊べます。
面白いゲームに必要なのは画像のキレイさでもすんばらしい操作性でもないんだな~って思いました。
んも~という感じのおバカさ加減にきっと思わず「うぷぷ」と笑ってしまうことでしょう。
こんなゲーム初めて出会いました。
操作は至極簡単。まあゴールも一応ありますが、流れに身を任せましょう。
これからやってみようかなという人のために内容は伏せましょう。
やってみて「これか!」と思っていただきたいです。
始めはその世界観に驚くかと思いますが、慣れてしまえばおバカなノリでなーんにも考えずに遊べます。
面白いゲームに必要なのは画像のキレイさでもすんばらしい操作性でもないんだな~って思いました。
んも~という感じのおバカさ加減にきっと思わず「うぷぷ」と笑ってしまうことでしょう。
ニュートリノでわかる宇宙・素粒子の謎 (集英社新書)
Neutrinoだけの一般向け教養書は珍しいのではないか。筆者はNeutrinoと一生付き合って来た実験物理学者だ。2002年に小柴昌俊教授がNobel賞を受賞したKamiokandeの実験では、教授のもとで助手としてKamiokandeの建設に尽力され、その後もSuper Kamiokandeの建設を進め、東北大教授に移籍後はKamiokande跡地にKamlandを建設し、東北大・副学長を経て2006年以降高エネルギー加速器研究機構=高エネ研=KEKの長を勤めている。筆者は「西のCERN、東のKEK」と言う。Nobel物理学賞受賞者に日本人の素粒子物理学者が多いことでも判るように、Neutrinoだけでなく素粒子研究で日本は理論でも実験でも世界の主導的立場にあるそうで頼もしい。
Neutrinoに焦点を絞った本書だから、他では学べない内容が平易に解説してある。例えば、当初陽子崩壊の検出を目的として建設されたKamiokandeだが、陽子崩壊の頻度が予測より遥かに小さくて検出できないことが判り止むを得ず、太陽から来るNeutrinoの研究に切り替えて稼働した直後に、太陽ではなく偶々383年ぶりの超新星爆発(17万年前の爆発が地球に到達)のNeutrinoを検出してNobel賞になった経緯は、そのSerendipityと共に比較的知られているが、太陽Neutrinoに切り替えるためにKamiokandeを大改造した内容は本書で初めて知った。その改造のお陰で世界で唯一Kamiokandeだけがこの超新星爆発のNeutrinoを観測できた。
その他Kamiokandeの成功を踏まえて、約10倍規模で建設されたSuper Kamiokandeでは、Neutrinoに質量があり、飛行中に質量の異なる別種のNeutrinoに変質し、また元に戻るという「Neutrino振動理論」を実証した経緯が詳述されている。Kamiokande跡地に建設されたKamlandでは、反Neutrinoの振動を世界で初めて観測し、また地球由来のNeutrinoを初めて検出した詳細が記述されている。
後半には今後の素粒子物理学の展望が大胆に述べられている。
このように本書は、Neutrinoを中心とした素粒子物理学の最先端の情報を一般読者に興味深く読ませる特長がある。物理学を目指す学徒は勿論のこと、理系一般に興味がある一般読者にも楽しく読める最先端情報満載の著作だ。
Neutrinoに焦点を絞った本書だから、他では学べない内容が平易に解説してある。例えば、当初陽子崩壊の検出を目的として建設されたKamiokandeだが、陽子崩壊の頻度が予測より遥かに小さくて検出できないことが判り止むを得ず、太陽から来るNeutrinoの研究に切り替えて稼働した直後に、太陽ではなく偶々383年ぶりの超新星爆発(17万年前の爆発が地球に到達)のNeutrinoを検出してNobel賞になった経緯は、そのSerendipityと共に比較的知られているが、太陽Neutrinoに切り替えるためにKamiokandeを大改造した内容は本書で初めて知った。その改造のお陰で世界で唯一Kamiokandeだけがこの超新星爆発のNeutrinoを観測できた。
その他Kamiokandeの成功を踏まえて、約10倍規模で建設されたSuper Kamiokandeでは、Neutrinoに質量があり、飛行中に質量の異なる別種のNeutrinoに変質し、また元に戻るという「Neutrino振動理論」を実証した経緯が詳述されている。Kamiokande跡地に建設されたKamlandでは、反Neutrinoの振動を世界で初めて観測し、また地球由来のNeutrinoを初めて検出した詳細が記述されている。
後半には今後の素粒子物理学の展望が大胆に述べられている。
このように本書は、Neutrinoを中心とした素粒子物理学の最先端の情報を一般読者に興味深く読ませる特長がある。物理学を目指す学徒は勿論のこと、理系一般に興味がある一般読者にも楽しく読める最先端情報満載の著作だ。