小説を読んでファンになり、これまでのアニメ版も見てきました。
ハルヒは映像が素晴らしいですね。
消失に関しても、思い浮かべていた以上に出来が良かったです。
たぶん、制作者のクオリティの追求レベルが高いんだと思います。
そのことは、映像特典で制作中の様子を拝見すれば確信できました。
これは「匠」が作った映画ですね。
・・・エンドレスエイトも、こだわって作ったんだろうなー。

このドラマCDには、構成の関係で元の小説では削られていた、シナリオ担当涼元氏書き下ろしの「星の人／系譜」の部分も含まれて収録されており、いわば「星の人」完全版とも言える内容になっています。
屑屋の最期、そして天国は果たして一つなのかが判明する、planetarianファンなら必聴の一枚です。

いよいよ最終巻です。一番イベントの多い３年生編が一番話の数が少ないのは不満ですが、そのぶん一話あたりの内容が濃くなっています。
楽しかった高校生活もこれでおしまい。
でも、みんなが別々の道を歩んでもずっと一緒でいられるように、ＤＶＤを持っていることでいつでもみんなに会うことができます。彼女たちを見て楽しかった時間を思い起こしましょう。

このドラマCDは本編最終話の桜が枯れたあと、
なぜ純一達がアイシアを覚えていたのかというところにスポットがあてられているので、
このCDを聴けば、セカンドシーズンの一番の謎が解けるといっても過言ではありません。

内容としては、今までのようなお笑い要素も少しはあるのですが、
全編に渡ってかなりシリアスな内容になっています。
そして本編ではあまり登場せずファンを悲しませていた美咲がメインキャラとして登場。
さらに前作で一番の感動を呼んだであろう頼子の別れのシーンについての話もあり、
ファーストシーズンとセカンドシーズンは確かに繋がっていたということが実感させられます。

物語は主に、美咲の純一への気持ちとその決着、
そしてアイシアという少女の存在を思い出すきっかけを主軸としており、
かなりの感動作に仕上がっていると思います。
もちろんアイシアのことを思い出すまでの物語なので、
アイシアはほとんど登場しませんが、
桜を枯らすときに各キャラに言った別れの言葉がドラマ内にも収録されており、
これが更に涙をさそいます。

セカンドシーズンの最終話で疑問が残った方や、
ファンの方は迷わず購入されたほうがいいと思います。
絶対に損はしないはずです。

自分としては音夢の出番が少ないことが◎。
本編のイチャイチャぶりには嫌気がさしていたので…

落花流水という漫画のドラマＣＤですが、面白いんですけど、遠藤さんが低い声を出されているので、個人的にはどうしてもイメージ的に「高良みゆき」（らき☆すた）が消えなくてちょっと残念。みゆきさん風がよかったと思うのですが。あと真冬先生役の金田朋子さんが妙にハイテンションで、ちょっとちよすけ（あずまんが大王）のイメージが…。ちょっと残念。お話としてはすごく好きなんですが。真冬先生と、春河（ＣＶ：松岡由貴さん）の会話は意味もなく笑えました（松岡さんはあずまんが大王で金田さんと共演されているので）。あずまんが大王見たくなります。