このCDの目玉は何と言っても
ウルトラの母の人間態を演じられたペギー葉山氏が歌う、
#16「ウルトラの母のバラード」です！

実際に作品内でも使われた公式ヴァージョンは藤田淑子氏の歌唱によるものですが、
こちらは何せ
“本物のウルトラの母が歌うウルトラの母のバラード”
なのですから、本物以上に本家！と言っても過言ではない一曲なのです。

日本の女性ポピュラー歌手を代表するペギー氏をキャスティングし、
テーマソングまで作っておきながら、
何故公式歌手としてこの曲を歌って頂き採用しなかったのか、
はなはだ謎ではあります…
が、
ともあれウルトラファンは必聴、
そして貴重な音源なので必携の一枚、なのであります。

ともかくだまされたとおもって買ってください！
なんともファンキーなそしてノスタルジックなたまらない世界へ
どっぷりとはまれます！
音楽を聴いているだけであの映像がどんどん目に浮かび！
テーマソングではあの頃のわくわくしていた気持ちがよみがえってきます。また劇中音楽を聴いているとそして何かもの悲しさのあったウルトラセブンの世界へどんどん引き込まれていき．．．
まるで自分のすぐ横にウルトラアイが．．．って気分です！
ぜひ聞いて歌ってください。もーろぼしだんの．．．って！

日本クラウンから発売された「テレビまんが」レコードのコンピレーション盤。書籍王様のレコードの実演盤（？）で、旧王様のレコード―日本歌謡史を飾った名盤、珍盤、秘蔵盤を大公開!!!!!を読んだ人（私は読んだ事ないが）には垂涎のクラウン音源のレア盤、珍盤が集合。特に『海底大戦争』と『戦え！オスパー』がイイ、と言いたいがどちらも過去にオムニバス盤収録済みなので、今回は『カエルのぼうけん』の「ケロヨンのうた」を推そう。残念なのは収録時間が60分程度なのにも関わらず、B面曲が収録されていない事。こういった企画盤の場合、収録時間限界ぎりぎりまで入れて欲しい、というか入れるべきだ。かゆいところには手が届かなかったのがつくづく惜しい、、、、。