五嶋みどり-アニヴァーサリー・アルバム
みどりさんがまだ17歳だった頃に録音されていた過去の名演ヴィエニアフスキは圧倒的。一楽章が終わったところで聴衆が思わず拍手をしている。聴衆の驚きが伝わってくる臨場感ある記録だ。パールマン(+小澤)の演奏を知っている私は、ヴァイオリンを操るみどりさんの天才ぶりに声を失う。パールマンでさえあんなに苦しんでいたのに...しかも、ライブでほとんど無傷の演奏。...また、何よりもすばらしいのは彼女の技巧が高い音楽性の土台に立っている点だろう。こんな風に弾けるのか、いや弾くべきなのか...と納得してしまう。後半の小品群は幾ばくかの齢を重ねたみどりさんが聞ける。個人的にはビーチのロマンスが限りなくいとしい。
母と神童―五嶋節物語
普段はヴァイオリニスト五嶋みどり、龍の陰になってしまって語られる事がほとんどないヴァイオリン教師五嶋節。この本はみどり、龍姉弟と母である彼女のストーリー。
本書からは五嶋節さんのヴァイオリン、そして生きる事に対してのひたむきさが感じられます。
母としてヴァイオリンを通しての愛情表現。
姉弟の休む事なく続く練習の日々。ママの愛を感じればこそ耐えれた厳しいレッスン。
みどり、龍姉弟のレッスン風景は”ローマは1日にて成らず”という諺を思い出させます。
自他とも認める厳しい先生の節さんですが、クライスラーを語っている部分で、”やっぱり、人間て、やさしさですよね”との言葉は印象的でした。
本書からは五嶋節さんのヴァイオリン、そして生きる事に対してのひたむきさが感じられます。
母としてヴァイオリンを通しての愛情表現。
姉弟の休む事なく続く練習の日々。ママの愛を感じればこそ耐えれた厳しいレッスン。
みどり、龍姉弟のレッスン風景は”ローマは1日にて成らず”という諺を思い出させます。
自他とも認める厳しい先生の節さんですが、クライスラーを語っている部分で、”やっぱり、人間て、やさしさですよね”との言葉は印象的でした。
ヴァイオリン・リサイタル2006 [DVD]
音の間がつくる緊張感や、観客の反応までが伝わってきて、ホールの風が香るDVDです。
アングルをガチャガチャいじらないので純粋に演奏に集中でき、見やすいと思います。
特にバイオリンを弾く人にとって、こうして映像付で演奏をきくことによって
得られるものは少なくないと思います。
ラヴェルのツィガーヌは独特ですが、ゾクゾクするほどの名演だと思います。
これはナマでみたら感動したんじゃないかなと・・・
また、演奏終わった後の"どや顔"がカワイイです。
アングルをガチャガチャいじらないので純粋に演奏に集中でき、見やすいと思います。
特にバイオリンを弾く人にとって、こうして映像付で演奏をきくことによって
得られるものは少なくないと思います。
ラヴェルのツィガーヌは独特ですが、ゾクゾクするほどの名演だと思います。
これはナマでみたら感動したんじゃないかなと・・・
また、演奏終わった後の"どや顔"がカワイイです。