Feels Good to Me
最初に出た時にレコードで買いました。レコードの針を落として耳にした時なんだこれって感じでしたが,ドラムはもちろん期待通りでしたが,ギターもベースもすばらしく,これがきっかけでホールズワースの大ファンになりました。かれのレコード,CDはほとんど入手しました。異論はもちろんあるかもしれませんが,完璧の一枚だと私は思います。
One of a Kind
まずはこの作品は後半の楽曲の完成度の高さが注目される。
実は、BrufordとHoldsworth在籍中のUKがライヴで演奏していた曲の中に、後のDanger Moneyに収録されたThe Only thing She Needs,Caesar's Palace Blues,Carrying No Crossがあり、そして、本アルバムに収録されたForever Until Sunday(Eddie 作曲), The Sahara Of Snow(Part2はEddieも作曲でクレジットあり)がある。結局、3人編成のUKのセカンドアルバムの基調にふさわしいものと、Jazz RockテイストのBRUFORDのアルバムにふさわしいものとに分けられてしまったようであるが、実は両方ともに、Eddie Jobsonが大きく関わっているという事実がある。この点が今まで見落とされてきたことである。
Eddieは後に本アルバムのForever Until Sunday でのviolin演奏は自分であるとやっと認めたものの、おそらくDaveの名誉を慮ってか、キーボード演奏に関しては「覚えていない」と、2,3年前に自身のForumで発言している。しかし、これは、ブート盤などで確認されるように、このスタジオ録音が4人UK時代にライブで演奏されたサウンドの特徴と合致し、Daveの参加しているBRUFORDのライブ演奏でのサウンドと全く異なるものであることを確認すると、誰の目(耳)にも明らかとなるはずである。それは、Daveがサウンドの主導権を握ってしまったGradually Going TornadoのサウンドがOne Of A Kindのサウンドと大きく異なることとも一致する。
One Of A Kind がきわめて優れた完成度を持っている所以は、実はEddieの貢献によるものであったといえるのではあるまいか。
09年UKZの来日公演でも演奏されるであろうThe Sahara Of Snow には注目である。
いずれにせよ本アルバムはJazz Rock,Progressive Jazz(Rock)の名作であり、見方を変えればUKのもう一つのセカンドアルバムであるといえるだろう。
実は、BrufordとHoldsworth在籍中のUKがライヴで演奏していた曲の中に、後のDanger Moneyに収録されたThe Only thing She Needs,Caesar's Palace Blues,Carrying No Crossがあり、そして、本アルバムに収録されたForever Until Sunday(Eddie 作曲), The Sahara Of Snow(Part2はEddieも作曲でクレジットあり)がある。結局、3人編成のUKのセカンドアルバムの基調にふさわしいものと、Jazz RockテイストのBRUFORDのアルバムにふさわしいものとに分けられてしまったようであるが、実は両方ともに、Eddie Jobsonが大きく関わっているという事実がある。この点が今まで見落とされてきたことである。
Eddieは後に本アルバムのForever Until Sunday でのviolin演奏は自分であるとやっと認めたものの、おそらくDaveの名誉を慮ってか、キーボード演奏に関しては「覚えていない」と、2,3年前に自身のForumで発言している。しかし、これは、ブート盤などで確認されるように、このスタジオ録音が4人UK時代にライブで演奏されたサウンドの特徴と合致し、Daveの参加しているBRUFORDのライブ演奏でのサウンドと全く異なるものであることを確認すると、誰の目(耳)にも明らかとなるはずである。それは、Daveがサウンドの主導権を握ってしまったGradually Going TornadoのサウンドがOne Of A Kindのサウンドと大きく異なることとも一致する。
One Of A Kind がきわめて優れた完成度を持っている所以は、実はEddieの貢献によるものであったといえるのではあるまいか。
09年UKZの来日公演でも演奏されるであろうThe Sahara Of Snow には注目である。
いずれにせよ本アルバムはJazz Rock,Progressive Jazz(Rock)の名作であり、見方を変えればUKのもう一つのセカンドアルバムであるといえるだろう。
Bill Bruford: The Autobiography: Yes, King Crimson, Earthworks, and More
高校時代に彼がドラムを担当したYesのClose to the Edgeを聴いて衝撃を受け,それ以来,ある意味で彼のおっかけをやっているみたいに音楽に接していた自分にとっては,英語という敷居の高さを超えて是非読んでみたい本と思い購入しました.この本に彼が活躍したバンドの舞台裏の楽屋話や暴露話を過剰に期待される方にはお薦めしません.もちろん,その手の内容(例えば,ロバート・フリップがビルの子供にどういう接し方をする人だったかとか)もあるのですが,すべては彼自身の音楽に対する姿勢,音楽を職業としている生活の在り方に対する姿勢,さらにもっと大きくは人生の過ごし方に対する姿勢を示すために必要な逸話として提供されています.ほのめかしや,謎めいた書き方をしていることも多いので,長年の彼のファンならばニヤリとできる反面,彼を全く知らない人にとっては何を言いたいのかが分からないところも多いかもしれません.ただ,それでも彼の音楽,そして人生に対する真摯な(でも,多少シニカルな)姿勢には共感するところ大です.YesもKing CrimsonもGenesisもいずれも大ヒット作を飛ばしたバンドではありながら,華やかなサクセス・ストーリは語られません.むしろ何故彼がClose to the Edgeの出来には自負を持ちながらも,それをライブで演奏したいとは思わなかったのか,Crimsonで演奏すると言うことのしんどさはどんなものなのか,Genesisへの参加はなぜ短期になったのか,そしてなぜロック・バンドをやることはやめてジャズをしていたのか,などについての記述を通してBill Brufordという太鼓叩き,または音楽家像が浮かび上がってきます.成功と幸福とは違うことなど,ロックやジャズの分野以外の音楽でも,いや音楽家でない人にとっても人生観を考える上で参考になる部分も多い自伝だと思いました.
ビル・ブルーフォード自伝
誤植など問題では無い。高価格も何ら問題無い。そんな事を気にするような輩がプログレ、しかもフリップがらみの音楽に首を突っ込んだりはしない。する訳が無い。この本は買った者に校正する悦びさえも与えてくれるのだ。この本を買った者は皆等しく満足している。間違いない。内容については語らない。語る必要が無い素晴らしい内容だ。いつまでたっても中古市場に安値で出回らないという事実がそれらを証明している。誤植をあげつらい、価格を云々するような輩はこの書籍が日本で出版されたという事実に、もう少し感謝したらどうか。私は訳者、発行者の多大な努力と貢献に対し深い感謝の意を表したいと思う。
BBC Rock Goes to College: Live 1979 [DVD] [Import]
古いライブですが,今聴いてもまったく違和感がありません。ブルフォードにしてもホールズワースにても,バーリンにしてもとても個性が強く,よくここまでまとまったものだと思います。デイブ・スチュアートがつなぎ役だったのかもしれません。特に大好きなホールズワースのまるでサックスのようなフレージングのギター演奏は必見です。ピッキングは最低限で左手の指は流れるようにメロディーを奏でます。またアームの使い方も必見でしょう。ただし,個人的にアネット・ピーコックのボーカルはちょっと不安定なところが?振り付けも?だと思いました。スタジオレコーディングのアルバムではとても感じがよかったのですが。
リージョン0です。保証はしませんが,ごく普通のDVDプレーヤーでも見られました。また,PCでも見られました。
リージョン0です。保証はしませんが,ごく普通のDVDプレーヤーでも見られました。また,PCでも見られました。