セガサターンで小さい頃ハマりにハマったゲームが、PS2でできる。
しかも可愛い絵本が付いていて、素晴らしい形での移植だと思います。
内容も、サターン時代のものがそのまま遊べるのと、グラフィックが改善された
新しいもの（ステージは同じ）の２種類があって、昔ながらのファンと新しいファン、
双方に受け入れてもらえる作品ではないかと。
あと、データが消える心配がない（笑）

ナイツはサターンの中でもグランディア、AZELに並んで大好きな作品です。

ナイツのDVD初めて買いました。
ちょっと前にローカル局で観た漫才がすげーおもしろかったんで。
土屋氏のツッコミが実にうまいですよね。
つっこんだ後のフォローというか説明というかの尺が絶妙!長すぎず短すぎずで流れをまったく崩さない。この人すげーや。
ナイツの漫才は満点です。
あ、でも堀北真希のとこはホリキッターじゃなくホリッキターでいいんじゃないかと思いました。
ニッチェの出演は個人的には当たりかと。会場の笑いはちょっと弱い気がしますがおもしろいネタです。
一席落語をもうけるのも個人的にはうれしいんですが、瀧川鯉斗という方の「新聞記事」って上方でいう「阿弥陀池」ですよね。
超個人的な事で悪いけど桂米朝さんの阿弥陀池のほうで知ってたもんで、関東ではこーなのかと思ってイマイチでした。
まぁどれだけオリジナルをぶっこんでるのかわからないけど。

総じて、ナイツをちょっとでもおもしろいと思った人なら買って損はないです。

ハロッズは色々なデザインがあるので迷ったが、万人受けするデザインで【ナイツブリッジ】とても気に入った。

待望の新作、Wiiの「NiGHTS」です。

期待していただけに正直残念でした。
サターン版「NiGHTS」はファンタジックで美しい普遍性のある物語で、
心の奥底に眠っている感情に静かに何かを問いかける、そんな作品でした。

このゲームも下敷きは同じです。が、問題はその見せ方です。
今回は主人公の少年少女ばかりか、ナイツまでもが喋ります。
遊び手の想像力を削がんとばかりに、心情を"言葉で"吐露してくれます。
初代の繊細さや情緒性を感じる事が出来なかったのが非常に残念でした。

ただ、これを「好みの問題だ」という人もいるでしょう。
自分はハリウッド映画の様なバタ臭い演出が好きだ、と。

ゲーム本編ですが、自由度こそ減っているものの、しっかりナイツです。
ドリルダッシュやアクロバット飛行しつつリングを繋げていく快感は健在。
ギミックも凝っていて一部のボス戦が異様に退屈なのを除けば、前作同様面白い。

相変わらず素晴らしい音楽は初代の物も流用されており、懐かしい気分に浸れます。
やり込み要素もいくつかあり、長く楽しめるゲームです。過度の期待がなければオススメ。

※追記です。ウィル編とヘレン編の全てのステージで
「ランクC」以上を取ると本当のエンディングが見られます。
ーこれは素晴らしかった。苦労をしても見る価値があります。

隠れた名作だったナイツが注目を浴びているのは、近年のリバイバルブームもあるのでしょうが、やはりプレイヤーの思い入れに支えられての部分が大きいでしょう。今回の移植作品が、その思い入れに応え得る仕上がりなのかといわれれば、恐らくは大丈夫と言うことが出来ます。

グラフィックの強化されたモードとオリジナルのものが用意され、プレイヤーの好みで選ぶことが出来ますが、内容に差異はありません。画像やタイトルが変化するショートモードのクリスマス、ウィンター、ニューイヤーの格ナイツも入っており、操作の入力遅延やロード時間が長いといった問題は特に感じられませんでした。移植具合は堅実かつ十分だといえるでしょう。

欠点というわけではありませんが、SSで使用できたマルチコントローラーに慣れてしまっていると、PS2のアナログスティックでの操作には満足が出来ないかもしれません。PS2で同じ商品が発売されていない以上は、仕方の無いことですので、慣れに期待するのがいいかなと思います。この作品から新規で始められる方は、上記の心配は無用ですが、最初どのようなゲームなのかが掴みにくいのではないかと思います。いろいろと繰り返しプレイしたり、インターネットを活用して少し情報を集めてみたりすると、プレイの幅が広がってくると思いますよ。

システムを下手に変えず、見栄えの部分を今にあわせた、この作品。多少、人を選ぶゲームである点もそのままで、大きな変更点が存在するわけでもありませんので、高い評価や思い入れから来る、多大な期待を寄せていると、実際の作品が押し負けてしまう可能性はあります。ですが、美しい音楽に彩られた幻想的な世界と、その中を舞い飛ぶ面白さは、決して損なわれてはいません。公式HPの紹介を見て惹かれたのなら、一度手に取られてみては如何でしょうか。

夢の世界は、すぐ傍にありますよ。