たそがれ清兵衛 [VHS]
もともと藤沢周平の小説の大ファンだったので、山田洋次監督が映画化すると聞いたときには特別に嬉しく思ったものです。
映画を観て超感激!藤沢周平の世界が見事に再現されていました。藤沢周平の小説はどれも「見事なまでに映像的で美しい
文章」なので、読者の中で強くイメージ化されています。(下手に映画化すると叱られる可能性すらあります)
この映画は小説に負けず劣らず「丁寧」で「繊細」に作りこまれています。主演の真田広之は彼のキャリアで1番の出来。
驚いたのは宮沢りえ。「いい女優さんになったなぁ!」と感心することしきりでした。そしてもうひとり、敵役の田中の登場も
衝撃的でした。
2人の殺陣はこれ以上望めないほどの緊張感を感じさせ、「息を呑む」とはこのこととばかりの迫力でした。
2人の別れのシーン。庄内弁も見事に会話する真田&宮沢の演技には完全にノックアウトされました。涙があふれました。
いいシーンはいっぱいあって、全てを書き留めることもできません。
そして「とどめ」は(大好きな)岸恵子さんの登場!ボクは「あっ」と声が出そうなほどに感激しました。一気に映画そのものが
格調を増しました。さすがのひと言です。(井上陽水の「決められたリズム」へと続くエンディングも涙・涙!)
ただひとつ、本当にただひとつ、清兵衛に罪人の討手を命じる家老(でしょうか?)の人相が「いかにも悪人の顔」であった
ことだけが、ボクの中では残念と言えば残念でした。(水戸黄門の悪代官みたいな悪顔でした)
日本映画史上の傑作として、永く語り継がれる映画だと思います。
映画を観て超感激!藤沢周平の世界が見事に再現されていました。藤沢周平の小説はどれも「見事なまでに映像的で美しい
文章」なので、読者の中で強くイメージ化されています。(下手に映画化すると叱られる可能性すらあります)
この映画は小説に負けず劣らず「丁寧」で「繊細」に作りこまれています。主演の真田広之は彼のキャリアで1番の出来。
驚いたのは宮沢りえ。「いい女優さんになったなぁ!」と感心することしきりでした。そしてもうひとり、敵役の田中の登場も
衝撃的でした。
2人の殺陣はこれ以上望めないほどの緊張感を感じさせ、「息を呑む」とはこのこととばかりの迫力でした。
2人の別れのシーン。庄内弁も見事に会話する真田&宮沢の演技には完全にノックアウトされました。涙があふれました。
いいシーンはいっぱいあって、全てを書き留めることもできません。
そして「とどめ」は(大好きな)岸恵子さんの登場!ボクは「あっ」と声が出そうなほどに感激しました。一気に映画そのものが
格調を増しました。さすがのひと言です。(井上陽水の「決められたリズム」へと続くエンディングも涙・涙!)
ただひとつ、本当にただひとつ、清兵衛に罪人の討手を命じる家老(でしょうか?)の人相が「いかにも悪人の顔」であった
ことだけが、ボクの中では残念と言えば残念でした。(水戸黄門の悪代官みたいな悪顔でした)
日本映画史上の傑作として、永く語り継がれる映画だと思います。
ZOJIRUSHI ステンレスクールボトル 1.03L ピンクブラック SD-AD10-PK
サッカーの試合用にと娘に購入しました。小2の子どもには大きいかなぁと思いましたが、途中でなくなる事もないので容量の大きいものを購入して良かったです。
色も黒なので汚れが気にならなくて良いです。
娘もお気に入りです。
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娘もお気に入りです。
ハウスブレンド珈琲福袋 [ヨーロ・エクスト・ ロイヤル]
深煎り三種類の味がそれぞれに楽しめます。豆の鮮度は封を開けた瞬間に分かります。部屋中いい香りでリフレッシュできます。値段をかければいくらでも美味しい珈琲は手に入りますが、普段飲みでこれは最高です。あちこち浮気もしましたがこれはベストです。
たそがれ清兵衛 [Blu-ray]
新しい時代劇の世界を見せてくれた山田監督の藤沢周平もの三部作では、「たそがれ」が間違いなく最高の作品だ。何度見ても感動する。キャスティング、美術、脚本、すべて素晴らしい。下級武士の生活のつましい生活ぶり、父とふたりの娘との間の情愛、初恋の人である親友の妹への思慕と触れ合い、情感豊かでリアリティに溢れている。清兵衛という人間の生き様は私たちが共感できる日本人、武士として「典型」のようなものを感じる。演じる真田広之も素晴らしい。立ち居振る舞い、所作、殺陣のすべてが完璧だった。宮沢りえのしっとりした演技も情感溢れるもので、着物姿が美しい。さらに、忘れてならないのが上意討ちになる武士を演じた田中みんだ。この映画でその存在感は圧倒的だった。だれだか分からなくて、この映画ではじめて舞踊家だということを知った。以後の活躍はご存知の通りだが、この人なくして後半の盛り上がりはない。切り合いになる前清兵衛としばし話し合うが、若くして結核で亡くなった娘の遺骨を食みながら語るシーンは鬼気迫るもがあった。この作品は日本映画のマスターピースとして長く愛され続けれるのではなかろうか。