何回でも読んでしまいます。おすすめ度
★★★★★
他の玄侑さんの著書をまとめて日常的に応用してみよう!という本かなと思いました。
とても読みやすく、テーマごとにわかれているのでどこから読んでも大丈夫です。
内容もうなずけるものばかりで、旅にもっていったんですが何度も何度も読みました。
手に馴染んだころ、旅先の友人にあげたのですが読んで「面白いね。」と言ってもらえました。
仏教に一切興味がないかたも楽しめる本です。
題名が「人生の不安にこたえる 」となっていますが、不安や悩みをかかえてる方だけへの本ではなく万人受けするものでしょう。今手元にないので、また買います〜。
味の出てくる本おすすめ度
★★★★★
2〜3度読み返しました。
そういう価値のある本だと思います。
独特の語り口調で肩の張らない生き方というか彼の人生の感想を語ります。
変わらないものはない。
少し難しい部分もちょっとありますが、読みおわると重いリュックを下ろしたあとの開放感を感じます。
もちろん、リュックを下ろすまで重いものを背負っていたことを忘れていたほどに。
不思議と苦しい時や辛い時にパラパラとめくって思いついたところから読んでます。
何度か読むとそのときの心にあった答えが毎回出てくるのが不思議です。
これからも読み返すことになる良本だと思います。
楽に生きること、楽しんで生きること
おすすめ度 ★★★★★
玄侑宗久さんは臨済宗妙心寺派のお坊さんです。
来年の4月で50歳、三十路を過ぎてからの出家ですからお坊さん歴は20年に満たない。
そのせいか若々しい感じがしました。
「まわりみち極楽論」の副題は<人生の不安にこたえる>です。
極楽に行くにはどうしたらよいか、というハウツー本ではありません。
そうですね、、、楽(らく)に生きるコツを玄侑流にアレンジしてして紹介している本ですね。
極楽は「あの世」にあるのではなくて、こちら側にある。
楽を極めれば極楽である、幸福を追い求めるのではなく、楽しく生きることが大事であるぞよと玄侑さんは語っているように思います。
うん、読みまちがえてはいないでしょう。