何年か前、(当時、小学生)TVでこの作品が放送されたのを見ていたので、ある意味印象深い作品です。しかも次の日はクラスでバットマンの話題でもちきりになったくらいです。 でも今思うと正直に出来が悪いです、前作フォーエバーと同じ展開で見ていて飽きてきます
ユマ・サーマンがもっと出れば良かったのに〜おすすめ度
★★★☆☆
ユマ・サーマン演じるポイズン・アイビーがオススメ!!
熱帯雨林のような背景の中を、男性陣(下僕?!)を踏みつけて堂々と歩いていくシーンは、この映画の中でも眼を奪われるところです。
眼力は強く、低い声でのセリフも切れがあり、動作も美しい...女性の悪役としては華があります。
ミシェル・ファイファーのキャットウーマンが好きだったのなら、こちらもゼヒ!
しかし、シュワちゃんは×。対決シーンはこれまでのシリーズの中でも随一の派手さだけど、役柄自体がなんか中途半端なのです。
きっと、シュワちゃん側が脚本に相当口出しをしたか、製作側が相当遠慮したか...と邪推しちゃいます。
で、主役のジョージ・クルーニーはホントウに影が薄い〜せっかくの良い男っぷりが全く活かされていません。
久しぶりに観た時に「あっ、この時は彼だったんだ〜」と思い出したくらいで(笑)
更にロビンとバットガールが出てきて、詰め込みすぎの感があります。バットガールは他の話に回し、ロビンだけで良かったのでは?
これまた「あ〜、バットガールって、この時に出てたんだ〜」だったんです(爆)
そんなこんなで、ポイズンアイビーのみでナントカ星3つ!
素直な作品おすすめ度
★★★★☆
エンターテイメントとしては面白いですよ。
バットマンとMr.フリーズのバトルはもちろんのこと、
一人は新たな仲間、もう一人は敵として登場する二人のヒロインの設定が上手く作られていると思います。
アクションシーンも爽快な出来で、カメラが非常に上手く使われるシーンも結構ありました。
確かに、独特のデザインのゴッサムシティや、バットモービルは好き嫌いの分かれる所でしょう。
それに、カメラはいいのですが全体的にセットの出来はイマイチで、リアルさが欠けており、
もっと頑張れなかったのかなぁ、と思うこともあります。
ですが、ある程度の面白さはあり、あまり細かく見ようとしなければ楽しめるエンタメ作品です。
そういう意味では、素直に見たほうが楽しめるでしょう。家族にオススメ。
結構、好きおすすめ度
★★★★☆
新しくバットマン役に挑戦したジョージ・クルーニーですが、マスクをしているのでほとんど顔が分かりません。
でも大丈夫!しっかりアゴの割れ具合がジョージをアピールしています。彼はマスクハンサムかもしれません。似合ってます。
相棒のロビン役クリス・オドネルもやんちゃで良いですが、
今回は執事とバットマンとの間の「家族愛」がちょっとホロリとさせます。
アーノルド・シュワルツェネッガー演じるアイスマンですが
彼の行動に「奥様への深い愛」があるところも見逃せません。
結構好きな話なのでおススメです。
概要
大ヒットシリーズの第4作目である。マイケル・キートン、ヴァル・キルマーに続き3代目のバットマンを演じるのは、医療テレビドラマ『ER』で人気スターになったジョージ・クルーニー。相棒のロビンは前作同様、クリス・オドネル。さらに初登場のバットガールにはアリシア・シルバーストーンが扮して、グラマラスなボンテージ風のレザー・ファッションで華麗なアクションを見せてくれる。
毎回話題になる敵役には、アーノルド・シュワルツェネッガーを起用。彼1人でも強力なのに、そこにユマ・サーマンが演じる魔性の美女ポイズン・アイビーもからんで、バットマン軍団と壮絶な闘いをくり広げる。監督も、ティム・バートンからジョエル・シューマッカーにバトンタッチした。(伊藤文恵)