超合金魂 ゲッタードラゴン from 真ゲッターロボ GX-51
キャラとしては、OVA作品、非主役、量産型と三重苦を背負い、超合金魂としては合体変形なし、特殊なギミックなしと地味な存在のゲッタードラゴンですが、設定やアニメ劇中にとてもよく似ていて、よくできております!!!
頭の造形は非常に再現度が高く、薄いヒゲ(?)やアンテナは転倒時の破損が気になるほどで、模型的にもレベルが高いと思います。
パーツ差し替えですが、腕組みができるのもうれしいですね。
合体変形等の苦労がなければ、ここまで似せられるんだ、と正直感心しました。
OVA版の元になった原作版ゲッタードラゴンは秀逸なデザインのゲッター1の影に隠れがちですが、元祖悪役顔主役ロボ、元祖腕組みロボと後のアニメロボに与えた影響は小さくありません。
欠点は足首のパーツがプラのようで、立たせたときの安定性がイマイチな気がします。
個人的には満足度がとても高かったです。
ゲッターロボG VOL.3 [DVD]
以前に発売された限定BOXの分売ですが、これは絶対に見逃せない部分です。
特にオススメは、第33話「夕焼け空が知っている」です!
百鬼衆の「狂角鬼」が、「クレージービーム」を使って地上を大混乱させます。
人間が「クレージービーム」を受けると、番組内の医者曰く「脳みそが壊れちゃう」そうです。
しかもこのビーム、放射線の一種で壁や建物、ゲッターの装甲ですら通り抜けてくる為、ゲッターロボもうかつに手が出せません。
そんな中、首相やアナウンサー等、ありとあらゆる人達が餌食にされ、日本は大混乱。
このビームを防ぐ手立てはあるのか・・・。
(恐らく、現在地上波では放送できない内容です。CSやDVD等でなければ、2度と見られないでしょう。)
そして、いよいよ百鬼帝国との決戦!
ゲッターロボ最後の戦いが始まります。
限定BOXを買い逃した方、当時見ていらした方には絶対損の無いDVDです。
ゲッターロボBOX [DVD]
かなり古いテレビアニメですが、思ったより画質が良いのがうれしいですね。ゲッターロボGの方は画面が少し暗くて粗いですが、こちらは充分明るいです。リアルタイムで見ていた筈なんですが1話と最終回しか憶えていませんでした。
偽書ゲッターロボダークネス 始動編 (ジェッツコミックス)
石川賢のゲッターロボ・サーガのエクスパンションです。現在は「ヤングアニマル増刊Arasi」で連載されていますが、廃刊してしまった「月刊マガジンZ」での連載分を収録しています。
実質的な作者である西川秀明先生の絵ですが、独特の癖がありますね。しかし作風は、非常にヴァイオレンスです。好き嫌いが大きく分かれる作品ではないでしょうか?
設定は、石川賢の描いた世界とはパラレルワールドです。多くの“もしも”があります。しかしこれからの展開次第では、メインの世界とも何らかの形で繋がると出てくると思わせてくれます。それを考えると、とても楽しみな作品ですね。
超合金魂 GX-52 ゲッター1 from 真ゲッターロボ
OVA版のゲッターだが、OVAがTV版ではなく原作版を基にしているので体型、顔つき、ダイナミック感…故・石川賢先生のゲッターに近くて満足です。
コンセプトが個体のフォルムだと解釈したのでシルエットがカッコ良ければアリなんです。
特にゲッターウイングと言う名の明らかにマントがTVアニメ的でなくて最高です(笑)
合体・変形に拘る人もいるのでしょうが、画面や紙面で見てもゲッターロボの変形機構は有り得ない変形や質量の変化があり、ソレをするにはややこしい操作やパーツの換装でどうしてもオモチャ的になったり、不自然なシルエットが目立ったりしてみっともないコトになるのは目に見えているのでやらなくて正解だし、“今後も絶対にやらないでくれ!”と思いますね。
ソレが無理無く出来ると考える方がいれば残念ですが妄想ですね(笑)