原罪のAperitif
例によって川澄さんは
キャラクター(姫)としてではなく川澄さんの素で歌っております。
姫のイメージを期待して買うと肩透かしを食らうかもしれません。
曲調自体はふんわりミステリアスで悪くないと思います。
もう一曲のBlood Queenの方はカラオケで歌ってるみたいですが
川澄さんファンとしては是は是でいいと思います。
怪物王女(15) (シリウスコミックス)
この巻では妖艶なセーラー服のジョンベラ(大きな襟)とプリーツスカートで空を舞う吸血鬼、嘉村令裡が大活躍です。
第1、2話において鍾乳洞探検隊に姫の遣いで加わった所、吸血鬼の起源に纏わる怪異と知って徐々にのめりこんで行く様は日頃クールな彼女が好奇心から少し感情的になる様子が新鮮です。
他の収録エピソードは次の通りです。
第3話:北欧の元は子供に関する伝承を翻案して姫の秘められた力に迫る「別人王女」
第4話:王女に内緒でリサと令裡中心に編成された人狼・吸血鬼の混成部隊が王位継承者の一人、デュケーン王子のアジトへカチコミを掛ける「討入王女」は見事な引きで次号に続きます。
絵が少しずつ変化して行くのも本シリーズの特徴ですが、登場人物達が面長になり、頭身が徐々に上がり、大人びた雰囲気になってきました。
連載当初から『怪物くん』の優秀なオマージュとして知られていた本作ですが、この巻の帯では本家の藤子不二雄A先生からの御墨付のお言葉を頂いています。
ファンの方はもちろん、15巻で初めて本作に触れる方も前・中盤は完結読みきり式ですので抵抗が余り無いと思います。
良質なホラー・アクション・コメディー(あまり暗くも残酷にもなり過ぎない)をお好きな方にはお薦めです。
怪物王女 vol. 9 [DVD]
「おおきく振りかぶって」を録画するついでで見ていた私。ストーリーの方は、まぁ、ともかくとして、私は、この作品のエンディングがとても気に入っています。なにやら、テレビでは放映されなかった話も収録されるようなので、この盤は購入しようかしらん…
ストラヴィンスキー:春の祭典&火の鳥
3枚組みのアルバムで、3大バレエの「春の祭典」と「火の鳥」は、
リズム・爆発力・ハーモニーとも一級品です。
サンフランシスコ響のドライな響きが功を奏しています。
ロシアの大地とは対極をなす演奏です。
トーマスは過去ボストン響との名演を残していますが、
円熟を感じるアルバムです。
どうせなら「ペトルーシュカ」も入れて欲しかったのが正直な感想。
DVD付き 怪物王女(16)限定版 (シリウスコミックス)
>単行本
遂にデュケーン王子の正体が判明し、その過去の一端が明かされます。
そして、またもや時間軸に関連する出来事が続いて行きます。
各登場人物のその後の姿と物語から、ますます目が離せません。
相変わらずのケルベロッテちゃんのブラックネタは冴え渡ってますw
ロッテちゃんの「意外な姿」も必見だと思います!
また、今巻はOAD第1巻の漫画版が収録されております。本編を見逃された
方は是非ご覧下さい。視聴済みの方でも漫画になるだけで、かなり印象が
変わるのでは?今回単行本だけなら星5つです。
>OAD
個人的にですが。今巻の物語は今迄の話に比べて「物語の流れに乗れるか?」
が、特に試される作品なのではないでしょうか?
今巻で驚いたのは、原作の光永先生と川口監督がコメンタリーに参加されてい
る事です。ですが途中黙ってしまったり、笑いでごまかしている風でも有り、もう
ちょっと進行や発言を何とか出来なかったのでしょうか?勿体無いです。
そして、その中でのコメントを聞く限り、余り深く考えないで「ノリ」でOADを
制作されている雰囲気が漂って来る気がするのです。
このOADシリーズは、原作者並びにスタッフさん達が「楽しみながら制作」して
いるっぽいと言うのは伝わるのですが、その「要素」に対して視聴者の好き嫌い
が分かれてしまっている点が顕著なシリーズだと思います。
声優の変更然り、姫の下着描写然り。
勿論、「OADだからこそしたい事・出来る事」が有るのは理解出来るのですが、そ
の振り幅が今迄の本編とのノリの違いが大き過ぎる気がするのです。
例えば、嫌悪感を感じた「姫の下着描写」は今巻は無し(理由はコメンタリー参照)
本編に無い事を唐突にやられても、受け入れ難いと言う事が証明されたと思う。
正直、今回のOAD本編は星3つ位の価値に感じます。なので間を取って星4つです。