破壊魔定光 11 (ヤングジャンプコミックス)
この表紙の女性は誰だろうと不思議に思って読んでみたら、かなり予想外な人物でした。バトルシーンは正直飽きてきている部分が否めない本作ですが、彼女を始めとする11巻での登場人物と定光たちとのやり取りが面白いです。定光、少し大人になったよう・・・。
ドリームバスター 5 (リュウコミックス)
大まかな内容はamazonの内容紹介で分かると思います。
というよりここまであらすじを暴露してしまうのはどうなんでしょうか。
モズミ編の解決は意外な形で見られることとなりましたが、
モズミはタカシとして生きていくということで
他の人格との統合を図ることになるようです。まあ他の人格100人ぐらいいるようですが。
そしてカーリンは着々とドリームバスターへの道を歩んでいるようで
いつの間にかシップの免許も取得しているようです。
マッキーが行方不明になった手がかりを探しに時間鉱山へ行こうとした際には、
なだめるシェンをパーカーの家に置いてあった銃で脅して強行的に付いていきます。
居合わせた地球人のツンケンした女性にカーリンは思いっきりぶたれながらも、
女性がマッキーが身につけていたネックレスと同じものを持っていたのを問い詰めるあたり
単にドリームバスターのデビューというだけでなく、助からないかもしれないであろうマッキーを
なんとか助けるという意地があらわれていると思います。
ドリームバスターの単行本としての展開は
3巻以降ラストを引っ張るような構成になっていますが今回もそうで、
ひとりでトンネルの奥に入ってしまった女性を追いかけるシェンの前に金髪の女が現れます。
3巻末でシェンの母親・血塗れローズは時間鉱山にいると明かされましたが
ついにシェンと直接会うことに。そしてその時二人はどうするのか、
それを知るには次の巻を待つしかありませんね。
ドリームバスター 6 (リュウコミックス)
A.地球人の3人を守っています。
戦闘は残念なことに、おかんに一番の見せ場を持って行かれ
マッキーには肉弾戦でボコボコにされる始末です。
特訓で早撃ちは上達しましたが、それだけでは
どうにもならない相手も居るということでしょう。
ともあれマッキーを見つけたシェン一行は
記憶の中に残りたがっているマッキー、地球人と共に
時間鉱山から脱出を図ろうとするのですが、
時間鉱山にいられるタイムリミット、そして
ザッツハウゼン政府が入口を強制封鎖するタイムリミットが
刻一刻と迫る中、脱出のためのシップは…!?
というところで次回です。
ドリームバスター (1) (リュウコミックス)
1〜2巻は小造りな内容で、「このまま読み進めるのもなぁ」と思っていたが、3巻あたりから、本来のストーリが展開し惹き込まれていく。
登場人物も少しづつ増えいていき、主人公としっかりと絡み、それぞれの魅力を増していく。
マトリックス的な近未来的な舞台設定や凶悪な犯罪者との対峙というと、殺伐とした作品となりがちですが、読み手をほっとさせるのは「心」や「愛」を尊重した原作の賜物でしょう。