ヒストリー・オブ・ロックンロール コレクターズBOX [DVD]
昔ビデオで出ていたもののDVD化されたもののようだ。全10巻で売っていたもので、ロックンロールの創世記からMTVのスター達までの歴史である。ロッキンオンの渋谷陽一が日本版のアドバイザーとして参加していた。映像も貴重なものが多く、その当時とても興奮しながら見たものだ。絶対に買っても損はしないものだと思います。面白いし、かっこいい映像満載です。演奏もインタヴューもいいです。
ちなみにビデオのときの全10巻のタイトルは、
1.ロックンロール誕生(すべてはここから始まった)
2.グッドロキントゥナイト(第一世代のロックンロールスターたちロックンロールは反抗のシンボル)
3.ブリティッシュバンドのアメリカ上陸(マッシュルームカットのロックンロール革命)
4.プラグイン(時代は変わるフォークロックの登場)
5.ザサウンズオブソウル(モータウンサウンドソウルの黄金時代)
6.ウッドストックジェネレーション(サイケデリックとウッドストック)
7.ギターヒーローズ(エレクトリックギターがロックを爆発させた)
8.華麗なる70年代(カラフルでパーティな10年)
9.パンクロックの破壊と蘇生(ロックンロールを取り返せ)
10.MTVが生んだスターたち(ラップヒップホップミュージックビデオが生み出した世界)
TIMEやLIFEがもっている貴重な映像なので、今までだと見れなかったような映像も在ったので、面白かったです。値段も安くなっているのでかなり手ごろです。
マイルス・アヘッド(紙ジャケット仕様)
マイルス・デイビスとギル・エヴァンス・オーケストラの共演盤は「スケッチ・オブ・スペイン」「ポーギーとベス」「クワイエット・ナイト」「マイルス・アヘッド」があるわけですが、前二者はクラシック原曲の大作(スケッチ・オブ・スペインはロドリーゴの「アランフェス協奏曲」、ポーギーとベスがガーシュインのオペラ)なので、なんとなく襟を正して身構えて聴かなければならないような雰囲気があります。その点、このマイルス・アヘッドは、軽快なジャズアルバムで、酒でも飲みながら聴けそうです。いわゆるビッグバンドジャズに分類されますが、よくありがちなドバドバ/イケイケのビッグバンドとは無縁の格調高いギルのオーケストラですから最高です。
ザ・ハード・バップ!~ノー・ルーム・フォー・スクエアーズ4
テーマにもひねりが加えられていず、ストレートな演奏です。ハードバップを知りたければ、何も言わずにこの1枚を。決して軽い演奏ではないのですが、物足りなさを感じるのはいずれも似たような選曲のためでしょうか。しかしながら、物足りなさを感じるほど名手たちの演奏をもっと聞きたくなるはず。この1枚から始めてJazz Supremeまで!
一流の人たちがやっているシンプルな習慣
本屋にいって、帯にインパクトをうけて買ってしまいました。
持っているだけで一流になった気分!
超一流の人も毎日やってることは、
私みたいな凡人でもできること。
とくに自分の中の好奇心がいかに大事かわかった。
自分の好きなことを追い求めることが、
いろんなことの本当の理解を生みだすことができるんだ。
大好きなことを追い求めて、一流になれるなんてステキ!
私もがんばります!
ヒア・カムズ
よくぞ!ここまでのリマスターを(てか、自身で録音を手掛けた盤じゃないすからね(笑)) ご苦労様でした!有り難うとヴァン・ゲルダー翁に感謝を言いたい気持ちです。ジャズの録音を通して、この六十年のアメリカ文化の移り様を克明に記録し続けた翁にはピューリッアー賞でも足りません。このアルバムはそれだけ価値が有るんだね。ペットのルイ・スミスは無名ですが、アルトがキャノンボール・アダレイ! ベースがダグ・ワトキンス(グルーブは鉄板!)、ドラムは職人アート・テイラー、ピアノは贅沢にもデューク・ジョーダンと名盤請負人トミー・フラナガンが三曲づつ弾いてるんで駄作に成る訳がないです! ドラムとペットの掛け合いで始まる一曲目はデューク・ピアソン作 「トリビュート・トゥ・ブラウニー」その意気や良し! テーマをユニゾンでなくスミスの吹くフレーズにカウンターメロディーをキャノンボールが絡めて行くんですが二人とも柔らかい音色で フレーズが歌ってます。ピアノの二人含めてテクニックで売る人いないし(笑)言わば「歌心」のハードバップ・アルバムなんですね。二曲目は長尺のスローブルースやってる(笑)ここは当然キャノンボールの独壇場かと思いきや、この盤の参加者の方々 ブルース得意科目な人ばかり、それがコテコテじゃない。ソウルフルで品が有って堪らないすね。四曲目の「スターダスト」短いんですが良い!こんなに真っ直ぐに丁寧にケレン味無くバラード吹く人あんまり居ない。最後の速いテンポの曲ではワトキンスに乗せられた温厚実直を絵に書いた様なテイラーさんが何と唸って叩いてます(笑)凄い事でしょ。