アフィリエイトの達人養成講座
顧客からアフィリエイトの相談を受けた際、どんな本見てます?、と聞いて、見せてもらった本。
素人向けにわかりやすくまとめられていて、アフィリの悩み相談インデックスにもなる本です。
各商材を扱うポイントや、どの業者にどんなサービスがあるか、など、項目も多い一方、出版年から数年経ってしまうと、具体的な商材はその内容の性格が変化している場合もあるので、詳細は個別に調べるほうが良いかな?、と。
インタビューなどは少し誇張されているかも?、という印象ですが、内容の豊富さという意味で、今後も残っていく本かもしれません。
別の使い方として、、アフィリだけが目的のサイトを見分けるポイントにもなり、諸検索で条件ブロックしたり、飛ばす必要がある場合のヒント(笑)になったりしています。
王様のレストラン DVD-BOX La Belle Equipe
唯一残念だったのは、幻の特典映像が入ってなかったこと…。
コメンタリーで梶原さんと三谷さんが話していたように、やはり収録して欲しかった。
あと、値段自体は(内容を考慮すれば)高くないけど、パッケージがちょっと貧弱かな。
内容自体は、とても満足できるものなので、8年待っても手に入れる価値があったけど。
販売企画した人の才覚の無さに腹が立ちます。
とにかく、三谷作品の中ではTOP5に入る出来ですので、購入しておいて損は無いでしょう。
新選組 ! 完全版 第壱集 DVD-BOX
幼い6歳の私が初めて観た新選組ドラマがありました。
伝説になっているNETの番組です。
あれから40年弱、こんなにある意味凄い番組は観たことありません。
NHKと三谷幸喜氏が組んだからこそできた配役にやられた!と思い、
何もかも意表をつく展開やストーリーには脱帽です。
明らかに視聴率対策の配役もなく、そのまま突っ走る潔さは素晴らしい。
視聴率や史実は、どうでもいいとは言いませんが、ポイントさえ押さえておけば、後は作っていいでしょう、ドラマなんですから。
期待したより視聴率も低いかもしれません、そんなアホな・・・な展開もあります、確かに。
しかし、ないとは言えないと私は思っています、同じ時代に生きていた人たちの話なんですから。
確かに今までとは違います。
新たな風を起こすことは、いけないことなんでしょうか。
この「品質」に気がつかないなんて、気の毒に思ってしまいます。
こんな大河、観たことない、きっと大河の歴史に燦然と輝いて
名を残すと私は思っています。
だから、完全版を!
500万で家をつくろうと思った。
石山さんの「セルフビルド」という本で紹介されていたので読んでみた。500万という異常な値段で自分の大学の学生や知り合い関係など、様々な人間を巻き込んでの半セルフビルド建築。材料費を切り詰めて、人件費を切り詰めて、その先に出来る姿。施主である藤井さんの姿が本書'の中に出て来ないのがこの作品における気掛かりなところだったが(作品の価値が高まり切れてない箱のように感じるのは施主の介在の薄さだと言えると思う。)、あとがきでの「言葉」を読むとこれから、この未完の建築が成長していく予感を感じさせる。
自分でも40'平米を50万という値段で友達の内装をした経験があったから、ここに書かれている施工上の試行錯誤はものすごく共感できた。自分も当然、セルフビルドを想定した設計に施工だった。鈴木さんが長い付き合いではなかったが、「藤井さんじゃなかったら、こんな仕事は引き受けなかったかもしれない」というのは凄く理解出来る。僕も施主がその友達でなければ受けなかっただろう(僕もその友達とは4回ほどしか面識はなかったが)。鈴木さんは受けた理由を
「藤井さんも僕も物書きで、互いにその文章を読んでいる。それでひととなりはわかるし、物書きたるもの、自分の言葉には責任は持つだろうと、そういうしかたで信用したのだ。」
p.134
と、述べている。これは非常に重要だと思う。自分は、この感覚はblogの様な情報媒体での表現にも適用されると思っている。自分がmixiのようなSNSを続ける理由の一つがそれだ。マイミクの人間が施主になるかなんて、そんなことは知らない。しかし、継続的な情報のやり取りはお互いにひととなりを知れた表現者同士としての関係を築き上げる可能性を持っているように思える。そして同時にそれは自分の考えを社会と向かい合わせてくれる。石山さんが世田谷村日記を書き続けることから学ぶこと、そして早稲田の教授という地位を取り除いた時にあの日記でなにが出来るかを考えることは重要だと思った。これは建築家以外の表現者にも言えるだろう。
この作品が、まだ赤字経営を前提としたものである、というのが発展の余地を残したものであることを示している。本書中に出て来た「コンテナ」を利用した方法は確実にあるだろう。コルゲートは桃源郷としての山中に埋没した工業品であったとしたら「コンテナ」は都市の流通する工業品である、街中に似合わないわけがない。重要なのは人件費の削減とあったが、それを全てセルフビルドに還元するのは間違っているだろう。作るという事をもっと幅広く捉える必要があるように思える。時間を長く見た設計と施工と消費/運用の関係が組めるとしたら建築の建て方はもっと自由になるだろう。作って住む、という消費でしか住宅を考えないからセルフビルドへと還元する方向へ短絡的に向かってしまうように思える。もっと、運用を含んだ経済,経営的な側面を建築の設計/生産の部分に取り入れて資金のやりくりを考えるべきだと思う。そこまで行くと、やはり、ぽん、と家を買いたいという関係では無理で、もっと継続的な関係にもとづく必要があるだろう。
石山さんも「セルフビルド」で述べているが、セルフビルドとは「個人による最上級の表現」であり、現代に残された数少ない個人の表現手段である。この作品において藤井さんのそれがまだ表面化していないのは、やはりもったいないところなのである。そしてセルフビルドは経費の削減の面も持っているがそれ以上に個人の表現を勝ち取るためにあるべきだと思う。建築家はそれを社会/世界とどう調停させるか、どう位置づけるかを考える立場にあるべきだろう。建築家のいないセルフビルドは「桃源郷」であり社会から浮遊している。それは平安時代における貴族のための仏教と同じだ。藤森さんなんかが考えるセルフビルドはまさにそれだと思われる。鈴木さんと藤井さんがやったものは、それとは異なる。それは鎌倉時代に農民や漁師、遊女たちとともに生きた法然や親鸞が描いた浄土の世界としての仏教。地に足ついたものへと夢見たものである。それは、表現者として埋もれている人たちを救い上げる「手」である。鈴木さんの事務所の名前に「ネットワーク」という言葉が入っているのは、まさに手をつなぎ合って成長していく姿を象徴しているだろう。
現在では、そのような繋ぎ合いが成長して500万で注文住宅が実際に立つような状況まで来ている。特に地方工務店などの生き残りのための戦略上の進化はまちづくりレベルにまで発展させようとする動きを見過ごすことは出来ない。
20代で建築家を考える自分としては普通の新築の仕事が出来るなんてリアリティを感じられない、むしろここで語られている世界の方が、まだ自分の手にこぼれ落ちて来る可能性を感じられる、そういう意味で、縮小する時代における自立した一つの「生き方」をこの本は提示してくれているように思える。
約束
元ルックのボーカリストだっけ。声の質感は=ハスキー系。声量は=マックスでいっぱいいっぱい=かなりきつそうです。サウンドはかなりステレオタイプ系。新鮮さはほとんどないですかね。ボーカルのみで勝負しようというのは理解できるけれども。それならもっとアコーステックな環境セッティングでやったほうがよろしいのではないでしょうか。ありがちなポップメタルAORサウンドが痛い。バラードがこの人の力の出す場所みたいでありまして、声のよたさを『エコー処理で補正しないと』だめな部分は痛い。バラードが演歌になってしまっており=『パワーバラード』になりきれていない部分がさらに痛い。これは楽曲のアレンジと楽曲自体の質のせいであると思われる。
10点中4点