レッド・オクトーバーを追え! アドバンスト・コレクターズ・エディション [DVD]
カメラワークのヤンデヴォン、監督、編集と脇役にいたるまでヒーローに
なる丁寧な作りはエンターティメントとして原作の面白さを上手く紹介できたライアンシリーズ唯一の作品。
何度観ても魅力が増す!
※※以下上げればキリが無いけど激しく好きなシーン…ネタバレ注意※※
○冒頭のグリーアの部屋での「スタンリーの弟」会話の最中、
意味深にカメラがズーム>初めてコーヒーに口をつけたライアンを
よそに「マージ、ドクターライアンに10分で車を用意してくれ」…
一気に緊迫して行き「今日、衛星がポリャルニヌイのレッドオクトーバーを
捕らえた」にかぶって鯨の鳴き声から暗転→海中
ここなんか一気に引き込まれる。
○聖書を朗読するプーチンの口にズームして「ハルマゲドン」の語を境に、
英語にスイッチする演出。
○パーヴァロッティィー♪
○パドーリンが紅茶をこぼすきっかけになった手紙の封を切る
ペーパーナイフが原作に忠実に折れたサーベルだったり、
○ボロディンとラミウスとの会話に聞き耳を立てているかのような
ジョーンズのカット割
○ヒゲをそりながら「Nuclear sub…」でかたまる→カット。
○マンキューソの潜水艦のチキンゲーム、
「Right full radder,30degrees down angle.」
ニヤリと溜めたジョーンズの「Aye,captain.」
○帰りの機上、飛行機恐怖症のライアンが初めて眠る横に座るスタンリーの弟
(原作ではスキー姿のバービー。グリーアがサーフィン姿と
最後まで間違えてるオチもあった)
そういえば同監督のダイハードでもSTANRY THE BEARは登場!
レッド・オクトーバーを追え! [DVD]
特殊装備を持つソ連の最新鋭ミサイル原潜が突如不可解な行動を開始した!米ソ双方に緊張が走り一触即発・核戦争寸前の事態に・・・艦長ラミウスの真意は如何に?軍事スリラー小説の第一人者クランシーの最高傑作を,ダイハードでブレイクしたマクティアナン監督が描いた傑作.
緊迫感あふれる潜水艦の描写,米ソ情報戦の醍醐味,そしてその中でただ一人真相に気付き奮闘する主人公ライアンの活躍が生き生きと描き出されています。ストーリーは原作と若干異なる部分もありますが、エンターテイメント映画として成立させるための許容範囲だと思います。
配役の目玉はラミウス=ショーン・コネリー、骨太でカッコイイ艦長役は絶品。ライアン=アレック・ボールドウィンも聡明快活なCIA情報員を好演。(他の映画でハリソン・フォードやベン・アフレックがライアンを演じましたが、アレックが一番はまってると思います)。他にもレッド・オクトーバー副長=サム・ニール、ライアンの上司=ジェームズ・R・ジョーンズ、USSダラス艦長=スコット・グレンなど、挙げればきりがないくらい、適材適所の微妙な配役が光ります。
ベイジル・ボールドゥリスが手がけるロシア正教の賛美歌(?)的な音楽も絶品。
映画化されたクランシー作品は数作ありますが、本作品がダントツお薦めです。私はこの映画を観て,潜水艦ファンになりましたが,同時に潜水艦乗りにはなりたくないなあとも思いました。(^^;
グレイト・ファンタジー・アドヴェンチャー
CDの曲名&映画タイトルをみると、「知っているものもあれば知らないものもある」と言う感じ。
けれども、いざプレイヤーにセットして聞いてみると「あ!これこれ!!」と言う感じで聞き覚えのある曲がほとんどだった。実際に映画のタイトルを知らないのにその音楽が聞き覚えがあると言う感じは驚きの一言。
聞く価値はあるし、特殊効果音がセットされている数少ないCDでもある。
それによってステレオスピーカーだけでも、5.1chのような3Dサラウンドが堪能できると言うわけだ。実際聞き比べるとジュラシックパークのTレックスのうなり声は圧巻だった!(BGM等々に使えそう)
まとめると「聞き覚えのある」「特殊効果すご!」という感じを味わえるよいCDだといえる。
レッド・オクトーバーを追え!アドバンスト・コレクターズ・エディション [DVD]
潜水艦同士のドッグファイトがいい!
見えないゆえの、ワンテンポ待つ緊迫感が手に汗握ります。
もっといえば、ショーン・コネリーはやっぱり良い!!ということでしょうか。
いまからみると(いや、いまからみても)贅沢なキャスティングですね。
ストーリは、面白いんだけどアメリカ至上主義の臭いがぷんぷんします。
まあ、作者が作者だからしようがないですね。
少し古い作品ですが、世界情勢以外には古臭さを感じません。
レッド・オクトーバーを追え!【字幕版】 [VHS]
グリシャムやスティーブン・キングと並ぶ人気作家クランシーのJack Ryanシリーズの第一作。原作のような緻密なハイテク描写やいくつもの絡まった伏線には欠けるが、ショーン・コネリー演ずるラミウス艦長の存在感も充分で楽しめる。原作を併せて楽しみたい。