SWITCH vol.26 No.8(スイッチ2008年8月号)特集:桜井和寿[向き合う言葉]
ミスチル桜井さんのかっこいい表紙で、
新曲発売に合わせたタイミングでのインタビューは
ぜひとも読んでみたいと思ったが、
ほとんど中身がなかった。
インタビューアーが悪かったのか、桜井さんがあまりしゃべってくれなかったのか、
記事のほとんどが3人称で桜井さん自体の言葉が少ない。
これだったら立ち読みで充分だったなと思った。
桜井さんの写真はモノクロはかっこいいが、
カラーの写真は構図がひどい。
こんなにかっこいい被写体使っていながら
絵にならないというのは、
ちょっとどうかと思った。
ユリイカ2009年4月臨時増刊号 総特集=坂本龍一 SKMT
音楽家である坂本龍一を 活字で「聴く」本とも言うべきか。
本書を読む限り 坂本とはきわめてフットワークの軽い芸術家であることを強く感じる。音楽に限らず、学生運動、政治、哲学、IT、メディア論、環境問題など、その時々の「旬な話題」には必ず首を突っ込んでいる気がする。
ミーハーと言ってしまうことも出来るかもしれない。但し 坂本の場合 その「首の突っ込む時期」が 周りより半歩から一歩早いところに 彼のエッジ性が見てとれる。ミーハーを「流行に 後から ついていく人」と仮に定義したとすると 坂本の「早さ」はミーハーとは言わないとも思う。それは紛れもなく才能である。
そんな坂本だけに 本書で坂本が語る事、坂本について語られる事の ジャンルは多彩であり振幅も激しい。その 「多彩な振幅」は ある意味で 音楽的である。本書で坂本を「聴ける」としたら そんな振幅に音楽を感じる事だと思う。
ミュージック・フィルム 元ちとせライヴ「冬のハイヌミカゼ」 [UMD]
私は,PSPでゲームをせずに,移動中に映像を見たり,休憩時間や自宅でBGM代わりにしたりするという使い方をしているのですが,この「冬のハイヌミカゼ」は,ぼーと見ててもいいし,BGMとして流しっぱなしにしててもいいし,元ちとせの魅力はもちろん,奄美大島の風景の美しさにも浸れるし,本当こういうUMDがもっと増えないかな〜と思っています。
元ちとせのファンの方はもちろんのこと,私のような使い方をされている人にとっても,このUMDは購入して損はないと思いますよ。
Augusta Camp 2002 [DVD]
夏の恒例イベントとなったオーガスタ・キャンプ。
千葉マリンスタジアムで行われた2002年版を収録した本作は、
去年のものより曲数も多く、空撮まで使われていて内容充実。
杏子ねーさんのロックソウル弾ける熱唱に始まり、まさやんの奥ゆき深いサウンド、今夏の主役ちとせ歌姫のいのち溢れる歌声、シカオちゃんのクールで大人なステージ、そして新生復活した福耳の大合唱、ラストは夜空に打ちあがる花火!
特典にはメイキング&舞台裏映像と、福耳及びオーガスタファミリー全員集合の「10Years After」PVも。
オフィス・オーガスタに所属するアーティストたちの個性と才能に感嘆し、また彼らの仲の良さに微笑ましさを覚えること請け合いです!!
ただ一つ、本当に残念なこと・・・
佐藤洋介氏の入院でCOIL・Propoが参加できなかったこと。
彼らのライブ演奏がないのは非常に惜しい。
なので本当のところは、星5つマイナス0.5といったところです>_<