SINCERELY [DVD]
オフコースを脱退して1作目のソロアルバム。YASSの変わらぬ男のメッセージが伝わってくる。透き通るような歌声と彼の音楽のこだわりが映像にも表れていますが、私はどちらかというと歌メインなのでCDも再販してほしいですね。
鈴木康博 Live 2003“THE SEEDS OF DREAM” [DVD]
「入り江」という曲が好きで、ライブを楽しみにして購入しましたが、ソロで歌ってギター演奏だけで、正直がっかりしましました。ほかの曲はみなバンドで演奏しているのに、どうしてなのかなあと思いました。一度見たら、もういいって感じです。
Acoustic YASUHIRO SUZUKI LIVE’91 PARCO THEATER [DVD]
私はヤッさんのソロアルバムのなかでは『Acoustic』が一番のお気に入りです。
発表された当時、『Sincerely』以降の紆余曲折を経てやっと辿り着いた境地のように感じたことを思い出します。
DVDとしては『Sincerely』も持っていますがこちらの方が絶対買いです。
40分と短い収録時間ですしMC部分の収録がないのが残念ですが、2.キャラバンや4.でももう花はいらないの冒頭部分などに楽屋風景が挿入されており、ステージ上とは違うリラックスしたヤッさんの表情を見ることができます。
また演奏者の手元の映像が所々に挿入されていて、その技術を見ることもできます。
収録曲は10曲となっていますが2.は楽屋のみ、10.夏の日の午后はヤッさんひとりでのステージ弾き語りの別撮りですのでLIVEとしての映像は8曲です。
個人的には『ソフィーの青空』を入れて欲しかったところです。あの夕焼けのような照明での演奏を残して欲しかった。
ステージを走り回るでなく観客が総立ちになるわけでもありませんが40歳代前半のヤッさんがここに居ます。
声も全盛期よりおとなしくなったとはいえ非常にいい味出してます。
一歩
一緒にいる人に聴かせたい。そんなアルバムです。
シンプルな詞。丁寧な、語りかけるような歌。
でも、刺さります。
M9「幸せって」の最後の1節、「〜君はなんて答える?〜」。
こんな宿題を出すイジワルな先生は、髭面でギターを持ってやさしく微笑んでいるのです。
小田和正インタビュー たしかなこと
インタビューと言うカジュアルな形式なので、ちょっぴり毒舌でかなりおもしろい小田さんらしい言葉の表現が、そのまま耳に入ってくる感覚で読めました。
小田さんの今の心情、考えていることが分かったことはそのまま自分にとってのうれしさにつながりました。
また小田さんが歩んでこられた人生についても真面目に語られていて、ますます小田さんに尊敬の念を抱いてしまいました。
この本を読み終わって、小田さんは今、真剣に未来へのメッセージを考えていらっしゃるのではないかという気がしました。
あと各章の写真ですが、どの写真も横向き後ろ向き等で、小田さんの目線がまともに写っていないのが、自称シャイな小田さんらしいなと思いました。
(でも最初の「歌っている顔」の写真は、小田さんの透明な歌声が聞こえてきそうでとてもステキです!)