pizzicato five I love you
裏ベストと思われがちですが、
524サンのソングライターな一面が見られる
非常におもしろいベスト盤。
野宮真貴嬢と出会ったころは湯水のように曲ができた反面、
解散に近づくほどどんな曲作ろうか悩んでたらしいですが
その反面、すごくピチカートの後半はセンチメンタルな曲が
多かったように個人的に思います。
それはたぶんこのベスト盤にも反映されていると思いますが、
その後半の時期の曲が多いこと。
「虚無感」「哀愁」「終末期」などそういった言葉が
似合いそうな曲ばかりで聴いてて非常に切ないです。
ピチカートの曲は派手なアレンジを施してあるのが多いですが
524サンのギター1本で歌われる「東京は夜の七時」や
とてもおとなしいアルバムバージョンの「大都会交響楽」を聴くと
それがよくわかったりします。
中でも「私の人生・人生の夏」は夏の終わりの曲で
非常にセンチになります。
野宮真貴嬢による初期のピチカートのカバーである
「連載小説」「サマータイム・サマータイム」も聴き所。
個人的には「サマータイム*2」のトライアドコードが大好きです。
アコースティックではなく、ナチュラルではなく
「ニュートラル」という言葉が一番似合うベスト盤だと思ってます。
さ・え・らジャポン
このCDは1枚で一つの作品だと思います。
個人的には「君が代」が好きです。
「あー!よく聴いたら君が代だ!」って嬉しくなりましたね。
いろんなアーティストとコラボしているので、
このCDを聴いたら新たな発見があると思います。
(ふかわりょう(歌ってないですが)、クレイジーケンバンドなど)
小西さんの作る「楽しい曲」が好きな人にオススメです。
ただ、野宮さんのボーカルが少ないので、
純ピチカートファンにはもの足りないかも・・・。
singles
バブル真っ盛りの80年代からはじけていった90年代を一気に曲で流れていくような感じ。アレンジされたり面白い順番にセットされたベスト版もいいですが、ピチカートの「変遷」が感じられるこの一枚は、ぜひ手元に置いておきたいです。
順番に聞くのも、気持ちがいいものです。
HEART&LIGHT
現在は活動休止中の梶谷美由紀さんのアルバム。
独特のかわいく気持ち言い歌声の12曲、サエキけんぞうさんのプロデュースで楽曲の完成度も高いです。
名曲”ルージュになりたい”他、TV番組の各種テーマも収録されており、お買い得の一枚です。
singles
バブル真っ盛りの80年代からはじけていった90年代を一気に曲で流れていくような感じ。アレンジされたり面白い順番にセットされたベスト版もいいですが、ピチカートの「変遷」が感じられるこの一枚は、ぜひ手元に置いておきたいです。
順番に聞くのも、気持ちがいいものです。