Inspector Imanishi Investigates (Soho crime)
この英語の題名ではわかりにくいですが、原作はnakai hiroshiさんで
昔はkato goh さんで主演された「砂の器」です。
とてもわかりやすい英語で高校生くらいのかたも英語の勉強になると
思いますが、ただ内容が昭和のとても古いこと
(例:奥さんが全部旦那さんの世話をする)が場面が何度も出てきて
ちょっと理解できないこともありました。でも今まで全くわからなかった
砂の器もやっとこれで読めてスッキリしました。星が4つの理由は
昭和の古いことが多くて理解ができないところがあったからです。
愛だけを残せ
「生き抜くこと」「子孫を残し次の世代へと繋げること」生物がずっと昔から行ってきたこと。
それが今の日本人はどこか歪んでいるような気がする。「生存本能」が狂っているような気がする。「愛だけを残せば良い」と改めて感じさせられる作品。
砂の器〈下〉 (新潮文庫)
不自然な偶然があまりにも多く、推理小説としてリアリティを求めると
正直つらい部分があります。
ただ、当時としては社会背景を絡めた動機を持った推理小説自体が
活気的だったとのことですので、当時を知る文学小説と思って読めば
楽しめると思いました。
ビートたけし×松本清張 点と線 [DVD]
本作は、昭和の不朽の名作といっても過言ではない、松本清張の『点と線』を初めてテレビドラマ化したものである。かつて「映像化不可能」と言われた『点と線』であるが、最新のCG技術を駆使し、さらに豪華キャストを迎えて、ここにあらためて映像化が実現した。
物語は、福岡県香椎海岸で若い男女の死体が発見されたことから始まる。二人の死は心中か、それとも殺人か。捜査の糸口は目撃者だけが知るたった4分間の空白。悪が栄え、正義は滅ぶのか。時の流れの中で良くも悪くも変わらぬ人間の本質を垣間見ることができる作品である。
特に本作においては、キャストの熱演が印象的であった。ビートたけしはもちろん、高橋克典や内山理名、柳葉敏郎、夏川結衣など、長いセリフや夏場のロケに苦労しながら本作が完成したことを特典のメイキング映像から知った。全てのキャストがマッチした作品を見たのは本当に久々である。
なお、本作が原作を知らない人々に松本清張の作品に興味・関心を持たせ、本を手にとる機会を多く与えたことも高く評価したい。やはり原作の「良さ」を映像化から再び気づいてほしいと思う。
砂の器 デジタルリマスター2005 [Blu-ray]
ラストのコンサートシーン、ピアノを弾く手が、
アップのときだけ女性の手になるのが気になりました。
袖口から妙に小さくてぷっくりとした手が出て、しかも
画面一杯に大写しになるのはやはり変でしょう。
一度気づくと気になりすぎて、感動的な筈のラストに
まったく集中できませんでした。
女性ではなくて子供の手なのかも知れませんが、
もう少し似た手の方に出来なかったんでしょうか?