navajo trail
その卓越したギターテクニックとアレンジセンスの良さが光る天野清継久々のリーダーアルバム。
一時期の葉加瀬太郎、最近ではCOBAや川井郁子等のバックで大活躍している彼だが、何と云ってもソロ・アルバムでこそ魅力が発揮される。
今作ではジャジーなムード満点の(2)/(3)/(4)をはじめ、アップテンポなタイトルチューン(5)及び(8)、そしてアコースティックが魅力の(1)/(6)/(10)等々多才さを発揮。セルフカバーによるAZURE(2)も新たにストリングアレンジに挑戦するなど新境地を切り拓いている。
安心して身を委ね慣れるサウンド&アレンジはBGMとしても最高の1枚で大変お奨め。
渡辺香津美との共演等で今後も目が離せない存在だ。