あしたのジョー プレミアム・エディション(2枚組) [DVD]
劇場に足を運んで見ました、期待は裏切らない出来です、ジョーも力石も段平もリアルに実写化されフィルムに刻まれております。
一部の方は香里奈演じる白木葉子に不満とのことですが、わたしはそれには反論します。 見事に昭和のお嬢様を演じきっていますし、彼女が
ジョーに力石との対戦を止めるように懇願するシーンは泣けてきます。今回の映画で一番の出来は40年前のドヤ街の再現でしょう、えっ、ここまで酷かったの、汚かったのって思いました、原作やアニメをさらにデフォルメしているのではないかと。(今お住まいの方々からクレーム来なければいいけど)時代設定を現代になんて構想はなかったでしょうね、だってジョーはこの時代のこの街から生まれたヒーローなのですから。
ボクシングのシーンの出来もいい、文句なし。 それに原作にはなかった要素が一つ加えられております。それは白木葉子が実はドヤ街にあった
孤児院の出身だという事でその事実はマスコミに知られてはマズイということで、全体的に短くされたストーリーの中でこれが以外にポイントだったりします。 あとドヤ街、そして時代の象徴として子供たちの存在も忘れないでほしいですね、大活躍です。
丹下ジムの場所は橋の下ではなく袂だろうって? まあいいじゃないですかあ。
龍馬伝 後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
前半を盛り上げた悲劇の二人、武市半平太役の大森南朋と、岡田以蔵役の佐藤健のインタビュー記事に惹かれて購入しました。
後半から、姿を消してしまう二人だけに、ここは目玉かもしれません。
後半を盛り上げて、おそらく人気が出ると予想される、高杉普作役の伊勢谷友介と中岡慎太郎役の上川隆也のインタビューも興味を惹かれました。
また、つかみどころのない怪物、山内容堂役の、近藤正臣の容堂の内面を分析している箇所も面白かったです。
もちろん他の主要キャスト達のインタビューも読みごたえがあります。
そのほか、福山雅治と真木よう子の対談、幕末の歴史概観、脚本づくりの舞台裏、豆知識など細やかに掲載されています。
衣裳術
映画の衣裳を作っている人をあなたは意識したことがありますか?
トップスタイリスト、衣裳デザイナーとして数々の衣裳を手掛けてきた北村道子さん。
一番新しいものだと「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」の衣裳を手がけたのが北村さんです。他にも「メゾン・ド・ヒミコ」や「アカルイミライ」など二十本以上を手掛けています。
この本の前半は北村さんによる衣裳の写真が収録されており、作品集を見るような感覚で彼女の手掛けてきた映画衣裳がたどれます。写真は高柳悟氏によるもので、つい見入ってしまうような美しさ。
浅野忠信、オダギリジョー、伊勢谷友介、松田龍平を始めとするそうそうたる面子が登場します。
役者達が身にまとっているのはあくまで衣裳であり、ときに奇抜であったりするのだけれども、着せられている感が一切ないな、と思いました。
特に私は岡元夕紀子さんの着物姿にうっとりとしました。
写真だけでもかなり満足でしたが、後半のロングインタビューが何しろ濃いです。彼女の服に対する思い、衣裳術はもちろんのこと、生き方や思考に触れられます。
北村道子の肩書きはスタイリスト、衣裳デザイナーだけれども、北村道子という人自身は、同時にクリエイターであり、アーティストであると感じました。
北村さんの世界が詰まった上品で豪華な本です。
今まで北村道子さんの存在を知らなかった人にも楽しんでいただける内容です。
NHKドラマスペシャル 白洲次郎 DVD-BOX
放送時に見ましたが、その映像の美しさにびっくりしました!
dvdが出たらすぐに欲しいなと思いました。
特典映像も満載で、とても楽しみです。
岸部さんの近衛文麿。。。最高です。
dvdはNHKの放送よりも映像が落ちるので、残念です。ブルーレイの値段のがもう少し安ければ。。。
と切に思います。