手塚治虫の旧約聖書物語 1 天地創造 (集英社文庫)
クリスマスがイエスの誕生日だということを知らない小学低学年の息子に、キリスト教のことを少しは知ってもらおうと「中東のほうの昔話だよ」と言って買ってあげました。
この巻のあとがきにもあるとおり、聖書になるべく正確に準じるため、手塚先生の構想とおりには行かなかったところもあるようで惜しまれます。それでも、手塚先生らしいヒューマニズムあふれる作品になっていると思います。
しかし繰り返し読もうという気にならない。息子も。それで、その程度の作品だったのかな、と☆3つ。
〈もくじにある見出し〉
天地創造、カインとアベル、ノアの箱舟、バベルの塔、父アブラハム、ソドムとゴモラ、イサクとイシュマエル、アブラハム イサクをささげる
解説・手塚治虫とアニメ版「旧約聖書物語」(手塚プロダクション代表取締役・松谷孝征)
H to He Who Am the Only One
ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーターの3rd。1970作
一聴して演奏面でのまとまりが増し、バンドサウンドとして完成された印象。
プログレッシブな構成力が強まったことで、シンセやサックスの役割がはっきりとなり
楽曲自体が生き生きとしてきた。変即リズムを取り入れたテクニカルな要素も増え、
しっとりしたフルートやハミルの歌声を聴かせる叙情曲とのメリハリがついた。
スケールの大きな大作志向も顕著になってきたが、楽曲の密度も上がっている。
プログレという点に関しては、本作と次作「Paun Hearts」が最高であろう。
2005年リマスター盤には、15分の未発曲やバージョン違い曲をボーナス追加。
モンド(MONDO)
せーので、一斉にタイルを拾い地図を作りあげていきます。
時間内に海(湖)との境界、草原、森林、砂漠の地形を矛盾なくつなげると得点。
さらにタイルの一部に描かれている動物がボーナス。
いっぽう火山を入れてしまうとマイナス。
時間を計るためのタイマーも付属しています。
このルールの根幹は、あまりに単純。
しかし、細かいバランス調整がゆきとどいており、プレイ回数を重ねるごとに感心します。
2人から4人まで、プレイ人数によりゲーム感が変ります。
どの人数でも使えるタイル数は一定なので、2人プレイではじっくり高得点を狙えます。
これが4人になると、使いたいタイルは他プレイヤーに抑えられいることが多く、ボーナス得点以前にまず地図の矛盾をなくすことで精一杯。
しかし、どの人数でも楽しさは変わりません。
また特別ルールにより一人で楽しむこともできます。一人用ルールではパズル性が増し、これもおもしろいものです。
ルールが簡単で、短時間で終わ。プレイヤー間に力量の差がある場合もハンデがつけやすく、特に子供を交えて遊ぶゲームとしてはお奨めできるものです。
ただし、単に内容物だけを見ると国内価格は高く感じられるかもしれません。
タイマーも、100円ショップで売っているキッチンタイマー程度のものです。
ここを、「こんな単純なゲームを、バランスよくブラッシュアップしたアイデアと努力」に対する価格だと納得できるかどうか。
そこを考えて★4にとどめました。
面白いほどよくわかる聖書のすべて―天地創造からイエスの教え・復活の謎まで (学校で教えない教科書)
アブラハムの宗教とは何なのか?を理解しておくことは
文学、美術、音楽への造詣を深めるだけでなく、
世界情勢を理解するためにも必要不可欠です。
これは一般教養と言っても過言ではありません。
しかし、日本の学校教育には、これが決定的に欠けています。
本書は、冒頭に「2時間で概要を掴むことができる」とある通り、
旧約聖書から新約聖書の内容を、数時間で読み切ることができます。
(私は通勤途中で細切れに読んだので、一週間かかりました)
また、テーマごとに年表と地図、主要人物の解説が入っているので、
聖書に登場する膨大な人物たちを、整理して覚えることができます。
解釈に多様性はないので、非常にあっさりとしていますが、
まず概要を知りたいという方に最適な案内書となることでしょう。
いきなり聖書にとりかかると、おそらく創世記の人物名の羅列で
挫折してしまう人が多数でしょうから、聖書の前に読むのにおすすめです。
少女革命ウテナ コンプリートCD-BOX
収録曲に関しては既にご存知の方も多いと思いますし、ニューアルバムは公式サイトで試聴できるので感想は省かせていただきます。
(過去のサントラを持っていないので、リマスター版の音質については他の方にお任せします)
10枚組ディスクと多いですが、薄型ケースに収納されているのでBOXの厚さは約8cmと思っていたよりも収納しやすいサイズでした。
各ジャケット、ディスク共に赤系統(ピンク)で統一されていています。
ジャケットは影絵で、ディスクは薔薇、ケースには白文字がプリントがしてあり、
全体的に高級感のあるデザインに仕上がっています。
ウテナらしくてとても気に入りました。
ブックレットはオールカラー120ページととても見ごたえがあります。
歌詞は勿論のこと、幾原監督や光宗さんの解説、
各決闘シーンで使われた合唱曲紹介のページでは名シーンのビジュアルもたくさん掲載されていています。
過去発売されたサントラのジャケットの絵柄も(小さいですが)載っていました。
シングルCDしか持っていなかったので、今回のコンプリートBOXの発売は本当に嬉しいものとなりました。
サントラを持っていない方で購入を迷っておられる方にはお勧め致します。
既にサントラをコンプされている方は悩むところですが、ニューアルバムも1枚付いていますしジャケットも眺めているだけで楽しいのでコレクションに是非。