FEEL MIE SPECIAL 1996 圧倒的に片思い [DVD]
「今回のテーマはもっとお側に・・・。」
有美さんが武道館のステージを降りて来てお客さんにインタビュー・・。
1,午前0時のオアシス
2,もうすぐあなたが帰ってくる
3,雪の朝
4,何も聞かないで
5,逆ふたまた
6,愛情と友情
7,MOON
8,Instrumental Part 1
9,優しいのにも程がある
10,圧倒的に片想い
11,信じるものに救われる
12,あなたに出逢えて
(81分)
笑顔
昨日、ライブに行って来た。最新の松浦亜弥の歌声を聞いて、この笑顔とあなたに出逢えてを聞いている。人の意見は様々だが、素直にこの楽曲を聞くと、歌手『松浦亜弥』はやはり素晴らしいと思う。今、松浦亜弥のようなシンガーはいない。彼女はしばらく全国ライブを休止し、楽曲作りに専念すると言う。結果を大いに期待したい。
タニムラベスト
ボックスセット「Crystal Time」を持っていれば不要なベストです。本来ならこっちを先に出して、ボックスへの前哨戦とすべきだったと思います。レコード会社側のポリシーの無さが窺えて、谷村有美が小遣い稼ぎのダシに使われているようにも思え、ちょっと不愉快です。
でも、辛うじてレコード会社とのつながりが保たれているのは幸せな方だとも思います。もう何年もCDを出していなくても、地道に演奏活動を続けている往年の人気歌手は沢山いますから。それに、松浦亜弥に提供した「笑顔」、新曲「ありがとう」など、最近の曲が収録されたということは、楽観的ですが、フル・オリジナル・アルバムのリリースへの期待も持てます。
選曲に関しては、これがファンの望む最大公約数的なものなんだと、自分が投票した10曲中3曲しか選ばれなかった事実を受け止めるしかありません。曲順に関しては、2曲目にいきなり「Tonight」には唖然としましたが、時系列で並べた楽曲を聞くと、歌手として&ソングライターとしての成長も窺えて、これはこれでイイのかもと思うようになりました。
何よりもまず、全キャリアを総括したベスト盤はこれが初めてですから、アルバム未収録曲集みたいな裏ベスト的企画は次でいいと思います。近年のライブでよく演奏される曲が多いという点では、お若いファンやしばらくご無沙汰だったの方々には、予習/復習にウッテツケだと思います。もどかしい気持からネガティブな評価を与えた方の気持ちも分かりますが、一年前のファン投票が無駄にならずに結実したことを素直に喜んで、もっと長いスパンで温かく見守って行きましょうよ。
愛は元気です
有線から流れてきたある曲を聴いた瞬間「これは凄い(極めてクオリティが高いポップスだ)」と感じてからその曲の作者が谷村有美というアーティストであり、この曲が「愛は元気です。」だと知り、このCDを手に取れるまで約10年を要しました。私は谷村有美さんについてこれ以外のことを知りませんが、このアルバムから得られる魅力は「ある時期の女性心理のさまざまなスナップショット」なのです。作曲&編曲の西脇辰弥はその旬の食材の良き理解者で、優れたシェフでしたね。この素材、時を経て人生の経験を深め熟成が進んだ段階でできることならまた誰か一流の料理人に調理してもらいたいですね。どんな風に変わっているか楽しみです。
withIII~Best Selection~
谷村有美は「withII」(1994)の頃までが全盛で、私も当時はファンを自認していました。その後しばらく経ってラジオに出演した彼女は、どうも私生活で心を病んだらしく、元気で明るく純粋な感じがしなくなっていました。
なので「withIII」の存在は知っていたけど、10年近く経った今になってやっと購入です。
たぶん90年代終わりに彼女に何かあったんじゃないかな。
つまりこのベスト収録曲ができたのはその前ということ。
このベストは以前の谷村有美の延長で、一曲目から安心して聴けます。
「圧倒的に片想い」「信じるものに救われる」あたりは特におすすめ。