NHK大河ドラマ 毛利元就 完全版 DVD-BOX 第弐集
時代劇専門チャンネルで見ました。
中盤、妻の死、母代わりの杉の方の死を経て、元就は何か吹っ切れたように鬼へと変貌するあたりから、ドラマは俄然面白くなる。
ようやくここに来て中村橋ノ助の元就が戦国武将の風格や凄みを感じさせる主役キャラになっていく。
また、代替わりした大内家のバカ当主・義隆とその親子は陣内演じる家臣・陶晴賢の反乱で滅亡、厳島の合戦など、見所も増え、3人の息子たちの成長ぶりと平行して怒涛の展開を迎える。
(陶晴賢は陣内孝則が大河ドラマで演じた役どころの中で一番よかった気がする。)
最後に、尼子家を兵糧攻めにして中国の覇者となったところで病の床に就き、そこで自分が地獄に行くのか天国に行くのかを今までの人生で会ってきた者達に問い、彼らと共に天国に向かう船に乗っていくという臨死体験を経て、生涯を終えるが最終回丸々1話使ってこのようなことをさせる必要はなかったと思う。
毛利元就(2)(山岡荘八歴史文庫 50)
吉田郡山城に尼子勢を引き付け、大内勢の後詰は仰いだものの、
智謀と「百万一心」の下に侍・領民共に一致団結した結果、この山陰の雄
尼子家に対し、勝利を手にした毛利元就。この戦を境に急速に尼子の
力は衰えてゆきます。尼子氏中興の祖、尼子経久もこの敗戦から間もなく没し、
孫の晴久へと家督は移ります。しかしこの晴久、不肖の3代目でした。
山陰11ヶ国の版図を扼し、栄華を誇った一族も終焉が近づいています。
安芸国は大内・尼子の2大勢力の緩衝地帯。割拠していた諸豪族の中で
元就はかなり早い段階で大内氏に臣従を決めています。
これは慧眼と思いますね。
この大内氏というのも、名ばかりとなった足利将軍家のスポンサーというか
当時、この一族は最も「天下」に近かったかもしれません。
本拠の山口の殷賑ぶりは「自由都市・堺」と比肩しうる程でした。
爛熟した大国にはつきものの、「お家騒動」で権力闘争が勃発し
当主・大内義隆はついに非業に斃れ、執権・陶晴賢が大内領を接収しました。
尼子が凋み、また大内も揺らぐ中ついに元就は中国地方の覇権を賭けて、
挙兵、厳島で劇的な勝利を収めます。
曰く、「謀多きは勝ち、少なきは負け候」。天下を望まず吉川・小早川の
「毛利の両川」体制を抜かりなく布石した真意はひとえに領国の安泰に
ありました。長寿にも恵まれ享年、75歳。その華々しい活躍こそ
中年以降でしたが、それまでの忍従の日々と辛苦は筆舌に尽くしがたい
ものだったでしょうね?戦国の群雄の中でも傑出した冷徹なリアリストの
生涯でした。何故「三矢の訓」の主人公に彼がなったかも、分かる気がします。
出来れば、「厳島の戦い」以降も読んでみたかったですね。
本作は山岡先生、徳川家康執筆中の書き下ろし。
榊山潤氏の「毛利元就」もお勧めです。
毛利元就 [DVD]
普段大河を見ない私ですが大好きな剛くんが出てるので見てました。歴史の勉強にもなるし内館さんの書かれるキャストのキュートな面にも微笑ましく楽しませてもらいました。剛くんファンは凛々しく若い演技に感動する事でしょう。戦国の世の中、セリフの中で心に残る言葉「よく生きよく死ぬ」一生懸命生を生きていれば死ぬのも怖くないという事に感銘を受けました。
華鳩 × 毛利元就 TVアニメ『戦国BASARA弐』
日本酒スキーですが、これはずばり、キャラで買いましたw
が! おーいしーい!度数がわりと高いにもかかわらず、あのちりっとした特有の感触も
なく、さっぱりとした飲み心地。でも含むと旨味があってほっこり。
するするっと入ってしまうので、気づくと結構飲んでしまったりしていて。
普段、だいたいロックで飲んでしまうのですが、常温でもなめらかなのでつい普段でも
ちょこちょこと手が出てしまい…あっという間になくなってしまいました。
おつまみはなんでも合いますが、私としては焼き海苔か醤油煎餅がよかったです。
本当に飲みやすいいいお酒です。ただし、それゆえに気づかぬウチに飲みすぎている…
という事がありますので、ご注意を。