MONTAGE
シングル『スワロウテイルバタフライ~あいのうた~』をイメージして聴くと初っ端からいきなり重たく厚いバンドサウンドに裏切られます
かと思えば、シングル曲を挟んで後半はかわいかったり涙が出そうに切なかったり、凄く温かかったり‥‥チャラ演じるグリコの舌たらずな英語の発音がまた魅力的です。
映画を見ていない人でももちろん楽しめると思いますが、映画を見てから聴くと挿入歌として使われていない曲でも不思議と映画のワンシーンを思い出させてくれたりして、また違う楽しみ方が出来ると思いますよ!
Montage: The Nightlife Tour [DVD] [Import]
あの、PET SHOP BOYS のコンサートがビデオで見られるなんて最高!思い出すのは2000年6月に大阪で行われたコンサート。私の80年代90年代がよみがえり、乗りまくりました。体力的にはしんどかったけど(なにしろおばさん)こんなにまじかに彼らを見られるなんて、それに音も素晴らしく満足、満足で帰途につきました。たぶん90年か91年に大阪城コンサートに行った時は音も割れて、又、彼らも若かったからかあまりサービス精神があったとは思えなかったけど、成熟した彼らのコンサート。少し太っておじさんになった分、人間が丸くなったような感じがし、薄くなったお頭も身近に感じました。ビデオはあのコンサートを蘇らせ、PET SHOP BOYSの好きな6歳の私と手をたたき見ました。カバー曲をカバーに聞かせないテク、本来のPTBの音。ますます惹きつけられます。
MONTAGE
15年も前のCDをレビューします。
いまだに僕の車で鳴り続ける、このCD。個人的には、小林武史の最高傑作です。
ここで鳴る音楽たちは、本当の意味で「裸」だ。ギターも、ベースも、ドラムも、ピアノも、ストリングスも、そして、あの声も。
裸同士がはかなく寄り添い、ほどこうと思えば簡単にほどけてしまうような握力で手指を絡め合っている、そんな音楽が続く。
「MONTAGE」にどんな意味が込められていたかは定かじゃないけど、僕がタイトルから受けた印象は、そんな感じだ。
弱さを見せ合ったもの同士が、お互いの喪失部分を頼りなく、けれど優しく補完しあう、そんなモンタージュ。これだけしか書かなかったら、何て弱いアルバムなんだと思われるかもしれないけど、小林武史の絶妙なフレーズバランシングがそこに一本、柔らかくも絶対に折れない「芯」を作りあげている。
サウンドも秀逸。音の線は決して太くはないけれど、時には様子を窺うように、時には切り込むようにベースラインに絡みつくギターが特に好き。代表曲「swallowtail butterfly」ももちろん傑作だが、それ以上に美しかったのは1曲目の「sunday park」。しりとりのようにとりとめなく彷徨うコード進行、前述したような不穏なギター、そしてそれらを刺すように撫でるように乗る、グリコの声。このアルバムのコンセプト、そして小林武史が、後にも先にも一番やりたかったことを、そのまま体現したような曲だった。
私事ながら、僕がギターを始めたのが、もうかれこれ15年前。
そんな僕が当時、そして今、音楽的に最も刺激を受けたCDです。
MONTAGE 東真彌 [DVD]
この所見かけませんでしたが、相変わらずモデルさんの素材は素晴らしいです。内容的にも十分使えると思いますが、エフェクトに凝りすぎの部分は不満が・・・。できれば普通に見せてほしかったです。ということで、本来は星5つのところ、1個マイナスです。パケ写の裏表みて、グッときた人なら買いですよ。