LOVE
切ないラブソングです。
この曲は、T-BOLANが今まで出したベストアルバムに全て収録されているのが、
納得出来るくらい、いい曲だと思います。
森友さんの切ない声とメロディーが心に響きます。
ただ、カップリングの「No.1 Girl」はファンの間で人気のある曲の一つですが、
自分はあまり好きな曲ではないです。
彼氏彼女の事情 (21) (花とゆめCOMICS)
当時アニメ化されたことがきっかけで読み始めてファンになり、今でも本棚に全巻そろっています。たまに読み返しては「やっぱり面白いな」と思える秀作だと思います。しかし20代になり、社会人になってから読み返してみると、10代の時には完全なハッピーエンドだと思っていたお話に何か不自然さを感じるようになりました。その原因は雪野の妊娠と出産です。10代の女の子が予期せぬ妊娠をすれば、もっと悩んだりするものなのではないのでしょうか?私は独身で出産の経験はありませんが、人の命は重くて人生は長い。産まれた子供の人生に親は責任をとらねばならない。その責任をたった18年しか生きていない雪野があれほどあっさりと受け入れてしまう(雪野の周囲の大人達もしかり)のは無理があると思います。ハッピーエンドが悪いとは言いませんが、それは現実を見つめた上で思い悩んで手に入れるものです。ただ楽観的というだけではハッピーエンドにはなりえない。津田先生には妊娠のエピソードこそしっかりと書き込んでほしかったというのが、20代になった私の感想です。
彼氏彼女の事情 (1) (花とゆめCOMICS)
これから読もうかなという、特に大人の方に向けて。
始まりは、ごく普通の高校生の恋愛もので、多少笑えはするが、それだけじゃんという感じ。何巻かそれが続くのが厄介だが、雪野よりも有馬君に注目して読み続けてみてほしい。
有馬総一郎は、ごく幼い頃に両親と別れ、とても穏やかな伯父夫婦のもとに引き取られて大切に育てられる。それにとても感謝して、彼らが戸惑うほど期待以上にいい子でいようと努力し続ける。だが、実の親から虐待を受けた記憶に苦しみ、ひょんなことからまた自分に近づいてくる実の母に失望し、親戚中から「ろくでもないやつ」と言われ続ける父親の血を受け継いでいる自分に絶望している。
幸い有馬の父親は生きていて、再会した父親の中に何とか折り合いをつけられる部分を見出して、親の呪縛から解放される。私は同じような体験を持つ者としてこの作品を読み通した。父はもうこの世にいないので、私自身が解放されることは永久にないのだが、読んで、少しは救いになった、かな。
彼と彼女の(オタク)2 (1) (バーズコミックス)
カバーイラストのクオリティより、中はちょっと絵が荒いです。
展開がちょっと強引で、登場人物にあまり共感できなかったです。
最初の話の主人公が見てていちばん許せない感じだったので
評価は辛めかも。