ア・デイ・イン・ザ・ライフ
アメリカの人気TVドラマ「ビバリーヒルズ青春白書」の最終回に使われたSpend my life(Tamiaとのデュエット曲)を聴きたくて買いました。3番にしか期待をしていなかったのに、なかなかスムーズな良い曲が多く、得をした気分です。BGMにも最適。R&Bファン必聴の一枚。
ボス・プレイヤ:ア・デイ・イン・ザ・ライフ・オブ・ビッグ・スヌープ・ドッグ [DVD]
短編映画入りって事で買って見たんですが、これがまたスヌープらしいゆる〜い映画で。
内容はピンプのスヌープの一日を描いてて、また見ようとは全く思えませんでした。
あとビューテフルのPVとPVのメイキングが入ってて、そっちの方が良かったです。
ライブ映像もいくつかありますので、ファンなら見て損は無いと思います。
UFO―A DAY IN THE LIFE公式ガイドブック
「moon」の攻略本も同様でしたが、そのまま「攻略」という箇条書き的な記述はどこにもありません。報告書形式で書かれた全てのアパート部屋の全時間を細かく区切り、アパート住人や乗客たちが作用する事での事件がひとつずつ書き込まれています。
全乗客の「ばっちシーン」名前やお馴染みの粘土細工写真入りで網羅され、アパート住民のみならず全地球人側が住んでいる部屋の実態まで交えて紹介されています。
さらなる横道ネタとして「ダイマ・オー号乗客救出報告書」に対する政府公式見"怪"などと題されたパロディとリアルネタが混ざった怪奇文章がまた面白い。スタッフインタビューも「会見報告」として2ページだけながらも最後に記載されています。
さて肝心の乗客救出方法の攻略は…というと、なんと最後の最後に袋とじであります(笑)
攻略だけ見たい人にはこの横道ネタのオンパレードはちょっと困り者かもしれませんが、このゲームは「住人観察」が最大の見所であり楽しさなのでこの「横道ネタ」が実は案外重要なファクターを占めていると個人的には思います。なのでこの使用も◎。
値段の割には薄いかな(袋とじ込みで141P)?とも感じたので星4つですが、内容に関しては文句はありません。
Day in the Life
1967年6月収録という時期が本アルバムの性格を物語っています。同時代のヒットしたポップスをジャズにアレンジしているわけですが、モダン・ジャズといった雰囲気は漂っていません。ドン・セベスキーのアレンジャーとして嗜好や、ピアノのハービー・ハンコックの親しみやすさが演奏に出たこともあり、ジャズのアルバムとしては大変よく売れたことにつながると思います。
1曲目の「A Day In The Life」は同年発売のビートルズの『サージェント・ペパーズ』から、6曲目の「Eleanor Rigby」は、同じく前年発売の『リボルバー』から取り上げられたものでした。LP時代はどちらもA面とB面の最初に並べられていたわけで、そのあたりは時代性を意識した選曲と順番だということになります。
ラストの「The Joker」は、その前年、アメリカにボサ・ノヴァのブームを巻き起こしたセルジオ・メンデスとブラジル66のファースト・アルバムに収録されていた曲ですから、ここでもボサ・ノヴァのアレンジを披露しています。ウェス・モンゴメリーの巧みさや高い順応性が感じられる演奏で、ラストの曲までしっかりとポップス色を明確に打ち出していました。
「フュージョン黎明期」というコメントがありましたが、1967年当時のジャズの世界で「フュージョン」という言葉がすでに使用されていたのかどうか、またそれが一般的であったのかどうかが問われると思います。「ジャズ・ロック」や「エレクトリック・ジャズ路線」というジャンル分けなら存在していたと思うのですが・・・。
ア・デイ・イン・ザ・ライフ
ジャズ・ギター伝説の1人、ウェスの作品群の中では「イージー・リスニング風」ということで軽視されるきらいがあるが、今聞いてこれを本当にイージー・リスニングとして使うだろうか?
確かにセベスキーのアレンジによるバックは非常に洗練され、心地良いが、それでも現在の音楽の中ではむしろ真摯な音に響くのではないか。
そしてウェスのプレイは通常のコンボ編成によるジャズ演奏形式でない分、インタープレイではなく、自己の限界に自己で挑むようなものとなっている。
彼のプレイはリラックスしたもののように響くが、実際には非常に集中したテンションの高いもので、それがこの作品をBGMとして処理できないものにしている。