完訳 ペロー童話集 (岩波文庫)
「長靴をはいた猫」は猫の頭のよさのほかに、粉屋の息子が若くてハンサムだったこともキーポイントだったとは、これを読むまで知りませんでした。その他「眠れる森の美女」の王子の母「赤ずきんちゃん」の結末「シンデレラ」のお姉さん達への仕打ちみんな自分が読んだ絵本とはちがうのでした。童話の後にペローの書いた教訓がついていて、風刺が利いているので笑ってしまいます。子どもに読み聞かせるより、大人が読む本としておすすめます。
眠れる森の美女 ― オリジナル・サウンドトラック (デジタル・リマスター盤)
眠れる森の美女といえば、チャイコフスキーのバレー音楽を
随所で編曲して使っているのが有名ですが、
その中でもテーマ曲の「いつか夢で」はついついくちづさんでしまいます。
物語のイメージそのままの優雅なアルバムです。
眠りの森 (講談社文庫)
バレエ事務所に押し入った男の死体が発見される。そばで倒れていたダンサーの女性の話からは正当防衛であるように思われたが、バレエ団の中でさらなる事件が起こる。
著者の数少ないシリーズ(?)キャラである加賀恭一郎が、関係者の一人の女性に心惹かれながら真相に迫っていきます。事件そのものもとても切ないものですが、加賀さんの恋は、彼が誠実で潔い人であるだけに、さらに胸を締め付けられる想いがしました。
読み進むうちに、音楽と映像が行間から湧き出てくるような、美しい小説だと思います。是非続編を!!
星に願いを~ディズニー・コレクション
ディズニーは子供のころからあまり好きではありませんでした。
でもオルゴールなら大丈夫かと思い
本屋さんで売っていたので買って聴いたら
オルゴールの優しい音色で癒されました。
ディズニーが苦手な私でも大丈夫でした。
2枚組でたくさんの曲が入っていて
お値段もそんなに高くないので
これは疲れている方にもお勧めです。
とても心地良い音色です。