桜庭和志VSホイス・グレイシー~2000.5.1 死闘1時間49分完全収録~ [VHS]
第一回プライドグランプリの一戦。見に行った人は、得しただろうなぁ。その理由はプライドグランプリの中でも桜庭対ホイスが1時間49分もの死闘を繰り広げたから。この一戦は歴史に残る一戦となるだろう。試合時間が長いだけではなく、グレイシーに土が付いたことも歴史に残る一戦となる理由だろう。この一線を見にいけなかった私はビデオとして歴史に残るだろう一戦を手元に残しておきたいので購入しました。
PRIDE GP 2003 開幕戦 [DVD]
このDVDは、絶対見たほうがいい!自分も格闘好きだけど田村対吉田戦はなんど見てもあきない!吉田の関節技対一撃拳!最初の田村のパンチはすごい!桜庭戦もすごい!あとさすがチャック・リデル!ufc魂爆発!絶対みないと損!絶対見ろ!
考えずに、頭を使う (PHP新書)
いつも桜庭選手の飄々としたファイトスタイルを楽しませて頂いているので、購入しました。
この新書は、そのスタイルを確立するに至った自身の生き方を、必要に応じて最近の試合や昔のエピソードに触れつつ語る、という内容です。机上の論ではなく、ミルコの打撃すら少しも恐れず淡々と戦略をこなした桜庭選手の実像があるだけに、表面的な字面の向こう、さらに何か深い自然さを感じさせてくれる本でした。
中でも私が興味深かったのは、Uインター時代の顧問ビル・ロビンソンに、桜庭選手が持っている才能として指摘されたという『ナチュラル・リフレックス』の話です。ビル氏曰く、『リラックスしていながら、やるべきことを、やるべきときに、自然に反応して出来ること。考えてやるのではなく、反射的に、自然に反応してやっているというような反射能力のこと』
桜庭選手本人が言うには、自分に必要なものを自然に効率的に求めるその能力は、「もしそれを才能というなら、本来誰でも持っているものだと思う」のだそうで、それが社会(競技)の上で上手く働いていないとすれば、それは社会性や文化を身につけ過ぎて、分かりやすくいえば、「みんながやっていること・言っていること」や「今までの前例」を意識して恥ずかしがったり、体裁が悪いと考えてしまうせいで、本然的な自発性を自ら押さえ込んで、殺してしまっているからではないか、とのことです。
本書で語られる桜庭選手の生き様は、そういった余計な様式にとらわれないことの良い見本だと思います。例えば、「部活時代の監督の明らかに理不尽な効率的でない練習は、監督が見ていないときに、ある意味堂々と手を抜いた」とか、「試合前によし勝つぞ!なんて気合を入れても、目の前の相手の動きに対処する考えの邪魔になるから意味がない」、「最初は入場曲が被っていた選手が何人かいて、大抵の選手は嫌がって気にするが、自分は好きだったので気にせず長年使い続けていたら、いつの間にか自分のトレードマークになっていた」などなど。
その他、桜庭選手流の「強さ」とは何かに関して、『プロはいつもお客さんを楽しませることを考える』というお馴染みのプロ論なども語られています。
Dynamite! [DVD]
昨年大きな話題となった格闘技イベントを完全収録したものです。試合だけでなく,前後のインタビューなども収められています。とくに,控え室へ帰る選手とセコンドとの会話が面白い!! 「あのヒザはあいつもきつかっただろうな」というシウバのコメントは,スポーツ選手というよりまさに悪魔というような感じでした。
残念なのがカメラワーク。試合によってはレフリーの背中ばかり見えてしまうものがあったり,突然空が映ったりと,お前は本当にプロのカメラマンか?といいたくなるような部分がちらほら。 あと,映像を作る側には罪はないのですが,サップVSノゲイラで照明が落ちてしまうところがあり,そのときはほとんど試合がわからない感じになります。試合自体がよかっただけに,ちょっと残念でち?。