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魔法とパンツとオレ (GUM COMICS)
この作者さんのクセなのかもしれません。ストーリー展開で「実はメインキャラにはこんな過去が」「実はそもそもの元凶は」というのが多いです。本作もそのパターンです。
私みたいに時系列順に話が進まないと頭が混乱する方はちょっと注意かも。
舞台は現代の日本。
魔法のパンツ(略してマジパン)。手に入れると特殊な能力が身につき、全てを集めると願いが叶うという噂がある物。
主人公しーな(女)もマジパンを持っており、彼女は全てのマジパンを回収しようとしている。
親友のせつな(女)はマジパンを持っていないがしーなと一緒にマジパン集めに同行している。
マジパンをはくと「フィールド」を作って戦うことが出来る。(宇宙刑事ギャバンのマクー空間みたいなもの)
例えば西部劇ファンのしーなは「西部劇フィールド」を展開。自分も女ガンマンの姿に。
相手がホラー映画ファンだと「ホラー映画フィールド」を展開する。
ただしフィールドは対決者二人の内、片方しか展開されない。
どちらのフィールドが実際に展開されるかは、互いの好きな物への「愛」の強さによって決まる。
当然ながら自分のフィールドを展開した方が戦いに有利。
戦いに勝てば相手のマジパンを奪って自分の物に出来る。(人死には出ません)
ある日しーなはマジパンの力がなぜか使えなくなってしまった。
さらにはマジパンを持っていないせつなが、なぜかしーなの西部劇フィールドを展開出来るようになる。
それから二人は『しーなの指示でせつなが戦う』という連携プレーで戦っていくが・・・
終盤で「そもそも誰が何のためにマジパンを作ったのか」「なぜ世の中に出回ってしまったのか」「なぜしーなが回収しようとしているのか」といった謎が明らかになっていく当たり、どんでん返しと言えるでしょう。
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [Blu-ray]
Blu-rayで、保存する価値のある作品です。
まず、ストーリーが秀逸です。
そして、ブラピが若返っていく姿、本来より若い年齢になった時の姿は、
「リバー・ランズ・スルー・イット」の頃のブラピを観ているようです。
人物もさる事ながら、背景・音楽もとても綺麗な映画なので、Blu-rayで是非観て下さい。
最後は数奇な運命に、グッときます。
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陰謀・秘密結社対談 飛鳥昭雄×ベンジャミン・フルフォード (ムー・スーパーミステリー・ブックス)
ベンジャミンと飛鳥さんは
基本的には共通点がありません。
お互いに独自の情報源や取材で得た知識が
こうして対談してみると
ほとんどの局面で「そうそう」とうなずき合っている。
一部、3.11が人工地震であるのは間違いないにしても
それが核爆弾なのか電磁波・ハープによるものなのかで
意見が分かれたり、橋下・維新についての見解で分かれたが
それほど重要な話ではないと思う。
内容は主に、ベンジャミンが普段から言っているイルミナティやフリーメーソンの暴露と
その最新情報を
日本の天皇や裏天皇=八咫烏に詳しい飛鳥さんが
補足しているような感じでした。
非常に面白かったです。
ベンジャミン読者の私としては、毎度のことですが
過去の本の情報との重複が多いとは思いと感じましたが
逆にいえば彼の話の大筋ではブレがないし、
一貫しているということの証明でもあります。
特に面白かったのが飛鳥さんの話で、
八咫烏に実際インタビューしたというのですから、
驚きです。
飛鳥読者にはもう常識だったのかもしれませんが、
私は八咫烏について実際に会った人がいるとか、
本当に存在するということを知ったのはこれが初めてでした。
国技館の一室で、薄暗い部屋で会ったり、
皇居の中と思われる場所に目隠しされ連れて行かれ喋ったりしたそうです。
そして、その八咫烏の幹部は
すだれのようなもので顔を隠していたそうです。
(昔の天皇がすだれで姿が見えないようにして会話していたのと同じように)
こういう世界が本当にあるんだなあと、ちょっとショックを受けました。
黒い服、黒い帽子、ステッキ姿で、京都の貴族言葉を喋るそうです。
また、伊雑宮という伊勢神宮の近くにある神社が
実は本当の伊勢神宮だという話も非常に面白いですね。
籠神社の話とか。宮司へのインタビューとか
あの話の続きが気になります。
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セカンドライフ公式ガイド Second life the official guide
使い方については薄く広くだが、公式を謳っているだけにセカンドライフの思想的な面や歴史や住民について深く知ることができる。ただマニュアル部分が日本語版には対応してない。