The Allman Brothers Band
“自分の学校の体育館にallman bothsがやってきた”、そんなsituationが感じられる演奏。もともとbootのものだけに音響は悪く、また、演奏も荒削りだがその分かえってrealに、ホントにすぐそこでDuanがslideをギンギンに弾いているような錯角に陥る。Fillmoreが録音される数カ月前の演奏だが曲の構成および内容ともほぼ同レベルで、勝るとも決して劣るものではない。実にひたむきに演奏している。Duan, Dickey何れのソロでもFillmoreを含め他の録音では聞くことができないアドリブを聞くことができる。ProducerにTom Dowdの名があるのも泣けてくる。Duanが好きならmustの1枚。
The Allman Brothers at Fillmore East
20才そこそこの若者がこれを作ったということがホントに凄い。
音楽は今、携帯するものになってしまった。そして時代とともに、いや季節とともに使い捨てにされ、忘れられていく。それでも誰も惜しまない。音楽なんて、所詮そんなものだから。お友達との会話についていくためだけのもの。いくらでも新しい人たちが出てきて、結局同じ昔のものを焼きなおして、お金と時間を無駄遣いし、消費してしまえばいい。Artistとかいう人たちだって、使い捨てればいい。代わりはいくらでもいるし。
ここにあるものはそんなものとは絶対に違う。代替不可能。ここ、この時にしかない音楽。
何も考えていなかったかもしれない。若造だし。でも真剣に音楽に向かっている。純粋に楽しんでいる。聴衆に媚びるところがない。純度100%の結晶。無色透明。不純物なし。
Rockがあって良かった。大事にできる音楽があって良かった。このアルバムに出会えて、僕らは幸せだ。
オールマン・ブラザーズ・バンド (The Allman Brothers Band) ピーチ ワッペン パッチ [おもちゃ&ホビー]
Rock好きの親父が思わず買ってしまいました。
きのこ型とどちらにするか迷いましたが
オールドファンとしてband name の書体からみて
こちらにしました・・・ジーンズに貼り付けよぅ!っと・・・(笑)
Live at Great Woods [VHS] [Import]
凄く良いだけにAllmanはなぜBettsを首にしたのか、改めて考えさせられる。やはりGreggはThe Allman Brothers Bandという名前をBettsに奪われるのを恐れたのだろう。Betts & Haynes Bandなんていうのを聞いてみたくなってしまう。Gregg、あんたの代りは沢山いるのだよ!
A & R Studios: New York, 26th August, 1971
ALLMAN BROTHERSの1971年8月26 日のスタジオライブです。
デュアン・オールマン、あの事故の2ヶ月前ということになります。
元々、スタジオライブだけに(遠くなる部分も若干、ありますが…)音質も良く、BOOTLEGでは何度も出ていますが、更なる抜群音質で、デュアンが左、デッキーが右とセパレートされ、各セクションの粒も立っていて、とても40年前の音源とも思えず最高です。あのFILLMOREよりも臨場感が味わえるかもしれません。
この後の音源は、オフィシャルだと9/19Stonybrook(輸入盤、この時期だけの曲もあり、ファンはオススメ)も、ありますが、まさしくデュアン最期の勇姿となります。
私見ですが、有名な3月の名盤フィルモア・イースト、6月のラストフィルモア・イーストよりも、演奏の勢い、ライブバンドとしてのグルーヴも出ていて、SKYDOGの異名を持つデュアンのブチ切れスライドもデッキー・ベッツとの掛け合い、ベリー・オークリーの唸るベースも、一音一音が活き活きしていて、すべてが最高です。
You don't love meのような、長尺曲も、我慢出来ない若者のために、オイシイところでセンテンスを分ける親切設定(笑)。(…まぁ、そんな必要ないくらい素晴らしい演奏なんですが。)
優等生の名盤フィルモア、ライブバンドの本作という感じでしょうか(もう少し荒削りなのが、アトランタPOP Fes)。
8月に亡くなった友人のキング・カーティスの追悼の意も込めた、Soul Serenade…泣かせます。
(葬儀でもALLMANが彼を偲んで”Soul Serenade”を演奏したそうです)
デレク・トラックスから、ALLMANに興味を持ったかたも、彼らの血統を感じるはずです。
当時、デュアン24歳…早すぎる死を悔やみます。
是非とも、大音量で聴いてもらいたい作品です。
なお、この盤と1970.7.3&5のアトランタPOP Fesは、初心者でも、オススメできる必聴盤で、彼らの成長振りも確認できるモノになっています。
こんなアイテムが、1500円以内で購入できる時代なんですね。