月詠-MOON PHASE- Neko Mimi DVD-BOX
原作を読んで面白かったので、アニメの方もということで購入しました。 最初はダークな感じから始まったので、こういう雰囲気でいくのかなと思っていたところで、あのオープニングです。 はっきり言って、なんじゃこりゃ、と度肝を抜かれました。 しかし、気が付いたらそのオープニングに嵌っていました。 本編の方はというと、単なる萌アニメでもないし、かといって単にシュールなアニメでもない、という絶妙なバランスで仕上がっています。 そのためか、テンポが非常にいいです。 自分なんかは、気が付いたらディスク1枚分見終わってしまっていました。 全26話というそれなりに長いアニメでこれほどメリハリのきいた作品は、殆どないのではないかと思います。 また、麦人さんを筆頭に実力のある声優さんが素晴らしい演技をしているので、全てのキャラの個性が最後まで光り続けています。 特に、ヒロインの葉月を演じている斎藤さんがはまり過ぎていて、葉月の魅力が500%くらいアップしています。 斎藤さんの熱演がなければここまでこの作品に入り込むことは無かったのでは、と思ってしまうくらいです。 お値段もお手軽なBOXで出たので、気になる人は買って損はないと思います。 ただ、色使いが独特(吸血鬼が絡んでくるダークなシーンが典型)なので、それが苦手に思う人は合わないと思いますし、芝居のセットを彷彿とさせる自宅のシーンや落ちてくる金だらいといったシーンにも面白みを見いだせない人にはある意味見るのが苦痛かもしれません。
月詠 (15) (GUM COMICS)
状況がそろそろ訳が分からなくなりつつあるのは、私だけですかね?
多人数構成+各種設定の嵐なので、刊行の間隔があくともう何が何やら――。
取り敢えず、『血の呪縛』と『親子の絆』が今巻のメインでしょうか。
どちらにも悲しくも別ち難いものが示される展開があり、読んでいてちょっと涙腺を刺激されてしまったりもして――。
メイン2人のお気楽極楽、かつ萌えな絡み具合がかろうじてそれを救ってはいますけれど。
かくもぶちぶち文句を言いつつも、多分次巻も買ってしまうとは思いますが。
月詠 (16) (GUM COMICS)
アニメ化もされた『月詠』、原作はこれで完結です。
強大な敵を倒し、これで葉月との甘い生活が…と思いきや?
最後のほうちょっと駆け足ではありましたが、なかなか余韻を残すいい終わり方でした。
有馬先生の次回作にも期待したいです。
月詠 エンディングテーマ「悲しい予感」/挿入歌「波のトリコになるように」
小川範子さんが久しぶりにメジャーレーベルから新曲をリリースするということで期待しています。先日番組のエンディングに流れたのを聴きましたが、優しい歌声は期待通りでした。カップリングの「悲しい予感」を歌っているyukaさんのウィスパーボイスも魅力です。
全員攻略後・PSP版もプレイ済の感想です。
一度プレイしたゲームをもう一周するのはしんどいかな?とも思いましたが、
PSP版が個人的に凄く好きだったこと、新たに追加された弐号ルート・新規スチルが気になったので購入しました。
移植作品ということでしたが、実際プレイしてみてPSP版と結構違うなと思うことがあったのでレビューします。
●文章が読みやすくなっている
PSP版をプレイして思ったのが「ストーリーは凄くいいのに文章が何か読みにくい・・・。」ということでした。
しかしPC版では余分な文章がカットされ、読みやすくなっており、かなりサクサクプレイすることができるようになっていました。
また主人公のモノローグもかなり減っており、全体的に文章が簡潔になったなという印象を受けました。
●主人公の性格が受け入れられやすくなっている
PSP版で指摘されていたことに主人公の性格があったと思います。それも大分改善されているなと思いました。
もちろん基本的な性格は変わっていませんが、PSP版ではよく「どうしよう・・」というセリフが出てきていたため、頼りない印象がありました。
しかしPC版ではそのセリフがばっさりカットされており、「頑張っているな」と思えるようになっていました。
●新規スチルについて
各キャラ+共通ルートで差分を含まず、1〜2枚です。
個人的にもっと追加して欲しかった、と言うか追加シナリオが欲しかった(笑)というのが本音ですが、
キャラクターごとの追加スチルはPSP版をやって「ここにスチルがあればいいのにな。」と思った所にかなり追加されていました。
また追加スチルはどれも本当に綺麗だったので個人的にはかなり満足しています。
特に幼少期の和泉とライコウの追加スチルは凄く気にいっています。
●弐号ルートについて
追加ルートということ。またキャラの立ち位置がちょっと特殊(PSP版ではマスコットキャラという印象が強かったので)ということで、
期待がある一方で不安もあったのですが、実際にプレイしてみると凄く良かったです。
恋愛面でも可愛らしい感じの恋愛でかなり楽しめたのですが、
このルートではPSP版ではあまり書かれていなかった清明一家(笑)のほのぼのとした関係がかなり書かれており、
キャラクターの違った魅力をみることができました。
●気になった点(初回特典について)
あくまで特典ですし、評価を下げるほどの事ではないので星は減らしませんでしたが、
PSP版と違い登場するキャラクターがかなり限られてることが気になりました。
本当に個人的なことになりますが、一番好きなキャラ・次点で好きなキャラの両方がいなかったので残念でした。
どのキャラクターにもファンはついていると思うので、出番の差等は仕方ないと思いますが、その辺は考慮して欲しかったです。
FDで初回特典等があるなら、出来れば攻略キャラは全員登場させて欲しいなと感じました。
移植作品という事で、実際プレイするまではもう一度プレイして楽しめるか結構不安だったのですがかなり楽しめました。
PSP版をプレイしてこの作品を気にいった方、未プレイだけど気になっている方は是非プレイしてみて欲しいと思います。