脱原子力社会へ――電力をグリーン化する (岩波新書)
東日本大震災以降、我が国においては原発の新設はともかく、運転していくことすら難しい状況となっている。今現在、なお原子力を推進するのか、電力をグリーン化するのか、その判断が求められている。だが、その判断は、民主的な社会によって行われるべきだ。そして、そのプロセスの欠落こそが、そもそも原発が抱える矛盾なのだ、本書を読み、そのように思った。
著者は、社会学者で、長年、反原子力運動などを研究してきた。原発立地のための札束と権力のはたらきや、住民投票などについても詳細に分析している。また、その一方で国内外で再生可能エネルギー開発などを地域の民主的な力で進めてきた事例についても調査を行っている。その著者が、震災を契機とした日本のエネルギー政策の曲がり角に向けて、未来志向で「脱原子力社会」を語ったということになる。自身、宮城県仙台市に住み、被災した中での執筆となったという。まずは、第1章の「なぜ原子力発電はとまらないか」を読んでいただきたい。あらためて日本の社会が不条理なものかを示している。仮に原発を推進するとしても、過去の開発の暗部の理解は必要だ。それは、技術論では語られることのないものだ。そして、第2章以降で、「脱原子力社会」に向けた希望を感じてもらいたい。そう思う。
死ぬのは嫌だ、恐い。戦争反対!
スネークマンショーを単なるお笑い集団だと思っている人がいるようですが、そうではありません。軽妙なギャグに込められたスルドイ社会風刺感覚こそが真骨頂。このような作品を子供に聴かせれば情操教育や性教育及び平和教育に無類の効果を示すことでしょう。ただし、副作用を引き起こす可能性もあるので使用においては最高レベルの注意が必要です。
Takin Off
最近、クラブ・ジャズで活躍中のハービー・ハンコック。
最新のアルバムである「Future 2 Future」をきいてからこっちへくると「誰だこれ?!」と思ってしまうかもしれません。
「Takin' off」の録音は1962年ですから、まだハービーは20代前半。若いです。でもしっかりと上手い。
やっぱりこのCDでは「Watermelon~~ Man」に注目でしょう。後年、ハービー自身がエレピでリメイクしていましたが、私はこちらの原曲の方が好きです。Alt. Takeまで収録されていますから、聞きごたえがあります。もちろん、その他の曲どれも質が高いです。
JAZZを初めて聞くという人にも、すんなりと受け入れられるのではないでしょうか?
Letters From a Porcupine [DVD] [Import]
ライヴ映像がたまらなく良い!!!
(他にもミュージックビデオやオフショットもアリ。これもいいです。)
エンディングで泣きそうになりました。
blindmelonというバンドの持つ不思議な世界にどうぞ引き込まれてください。