緑黄色人種
あらゆる所に手が届く千手観音プロデューサーである。
どんだけ、引き出しもってんのっていうくらい持ってるし、自分の中のとっておきを
平気で使うような俺のとっておきをもう使われていたかのような。何年も先を見据えてリリックだって描いているし、風化しない音楽性が好きである。人生ゲームはバカ勢いではあるが、おもしろいね。
Pop Tune
タイトなドラムとソリッドなギターで幕が開ける新作は
その名の通りポップなチューン満載のゴキゲンな1枚。
ポップといってもあくまでパンキッシュな部分は維持して
おりますのでご安心を。
そんな中、最も異質に聴こえたのはM9のSunshine。
Sixpence None the Richerのような爽やかなメロに乗せた
Early 70's風サウンドが新鮮。
当分ヘビロテの中心になりそうな1枚です。
SPACE SHOWER ARCHIVE 少年ナイフ LIVE 9105 [DVD]
マニア驚愕、驚嘆映像!今から16年も前の動く少年ナイフが観れる。関西訛りのトホホなMC等もノーカット収録、実際にライブを観たことのある者ならば何とも感慨深い映像である。再プレスがあるかわからないので、早めの購入をお奨めする。
ナインティナインのオールナイトニッ本 (vol.1)
ファンであればあるほどたまらない一冊。
僕自身は十年以上聴き続けていますが、それよりも長く続けているナイナイ。
付録CDの放送初期音源は非常に貴重だと思います(現在よりも声が若く、周囲の人間を敵視していた時代で、まるでチンピラ)。
冊子の方も読み応えがあり、一ページも読み飛ばすことなく、一気に読みました。
主な記事は番組の年表なのですが、番組での出来事は勿論のこと、併せて載っている当時の時事ネタのチョイスがリスナーにだけ分かる文体、ひっかかる感じに書かれているのが堪らない。
まさに聴き続けたリスナーへのプレゼントだと思います。
ただ、完全にリスナー向けの本なので、それ以外の方は疑問符が多く浮かぶかと思います。
マネージャーやスタッフの話、ジャネット、岡村さんの同級生の方々・・・その他多々あります。
実際、リスナーでない友人に勧めましたが、よく理解していないようでした。
ただ、やはり付録のCD、特に抗争編は楽しんで聴いてくれました。
リスナーは絶対に買い。リスナーでない人でもCDは楽しめると思いますし、そこからラジオを聴き始めるのもいいかと。値段も決して高く無いですし。
何年か後、ヘビーリスナーになった時に改めて読み返すと、とんでもなく面白い本に変わっていると思います。
総評として、個人的には満点ですが、老若男女あらゆる人間が楽しめる物ではないという観点からこの評価とさせて頂きます。
天使のナイフ
細かいことを書くとこれから読む人に申し訳ないので書かないが、掛値なく面白い。少年犯罪を題材に使っているのだが、ストーリー展開が絶妙で、特に後半は本に引き込まれてしまう。最後の意外なオチがまたよい。お薦めである。