MOTHER 1+2
MOTHER2は自分が初めてやったRPGだった。10才になったかならないかくらいの頃だ。そして今日までRPGってものを、マザー以外には一本しかやったことがない。その一本は、いわゆるフツーのRPGで、一般にもいい評価を得ていたらしいと、今にして知った。悪い作品じゃなかった、むしろ引き込まれていた。けど、あの体力回復アイテムの味気ないこと…。マザーの時のように、あー、食べた、元気出た、ってかんじがしない。そこいくと、マザーに出てくるフシギゴハンは今でも味わってみたくてたまらない。やぎバターがゆってどんなあじなんだろう?いちごとうふ?アーモンドもなか?あのムダに長い説明にわくわくしちゃうサマーズふうパスタは?そして街のあちこちで生活を営む(!)人々。なんて風変わりで、それでいて一般人なの!ストーリーに関係ない彼らが今どうしてるんだろう?とつい考えたくなる。道路封鎖に捕まってたおじさんは帰れたかしら?ギーグを裏切ったらしい男は無事なのか?あのおばさん、引っ越しどうするの?画面の中の彼らは、確かにそこで生き生きと「生きて」いた。マザーにはこんな、小さいが絶妙な空想のタネがいっぱいだ。それは正に見事な生々しさだ。
MOTHER 1+2 オリジナル サウンドトラック
とにかくMOHTERファン仲間の間では評判が悪いこのCD。
というのも、オリジナルサウンドトラックと銘打っているのに中身は全てアレンジ。
しかもそこまで荘厳なアレンジでもなく、それぞれBGMとして聴こうとしても短い曲ばかり(ほとんどが1分半〜3分弱)。
ああ、なるほど、と買って思いました。『オリジナルトラックとして買った』とすれば、損をしたと思うでしょう。
しかしながら、始めから「これはMOTHER1+2のBGMアレンジCDなんだ」とわかっていれば、
原曲を大事にしながらアレンジしてあるので、かなり楽しめる1枚だと思います。
特に個人的なお気に入りは4曲目「Humoresque of a Little Dog」ですね。ドラッグストアのBGMです。
ウクレレ・バンジョー仕立てのカントリー風アナログアレンジが、原曲とぴったりマッチしていて大好きです。
全体的にもライヴ感が漂っていて、とても暖かな気持ちになれました。
良い買い物をしたと思います。
ファミコン音源の生BGMが聴きたい人は――?
MOTHERとMOTHER2、それぞれのサントラを買うか、実際プレイするべし!としか言えません(笑
楽しいバイエル併用 マザー2/ギーグの逆襲
未だに色あせないMOTHER2の音楽たち…
と思っていたので、購入。
弾いてみましたがやはり名曲ぞろいですね。
このシリーズ(楽しいバイエル併用)例の如く
わりかし簡単・アレンジとなっておりますが
気軽に弾きたい時にはとても重宝しそうです。
ただ抜粋されているのが、やや残念か。
まあ多分曲数多そうだから、仕方ないと言えば
仕方ないのでしょうかね。
MOTHER2 ギーグの逆襲
MOTHER2の音楽はすばらしい!のは断言したいのですが、気になるのはCDの構成。
◆まず注意したいのは全曲収録されているわけではないというところ。
町のメインテーマは入っていますが、戦闘やダンジョン、店内等のBGMはごっそり抜け落ち、
最後のMIX3曲にリミックスとして顔を出しはしますが、ちょろっとしか出ない。
それでも収録されていない曲がたくさん。個人的にギーグ戦の一番初めの形態で流れるロックな曲が入っていないのは残念でした。
他には主人公の家や、バスのBGMなど…MOTHER2をやった人の脳裏に焼き付いているであろう曲がたくさん省かれています。
◆二つ目に、通常サントラというと1曲につき1トラックですが、
1トラックの中に1〜数曲が入っています。トラック=テーマ(場面)というくくり。
◆三つ目に、一曲一曲が繰り返しが始まるか否か、くらいに音がフェードアウトしていくものが多いこと。
ちなみに、
別売りの1+2のサントラは原曲ではなく曲数をしぼり、原曲に似た雰囲気にして収録しなおしたものです。
完全なサウンドトラックは存在しないのが残念です。と言っても全曲となると曲数が膨大ですし、
音楽はゲームをプレイして堪能してほしい!という意図なのかもしれません。
このCDを聴いて、またMOTHER2がやりたくなってきた!というのもいいですね。
なんにせよ、曲数が絞られていることを理解の上お買い求めになることをおすすめします。
※ブックレットにはスマイルズアンドティアーズの歌詞が掲載されています。
※2012年にレビュー内容を一部加筆修正しました。
Mother2ギーグの逆襲 (アスキーコミックス)
半裸ネタ、拘束ネタあり、ポーラの服が凄い
MOTHERの出版物一、過激でエロティック
小説版に並ぶ黒歴史的一冊かも
イメージを壊されたくないなら絶対買ってはいけません