よんでますよ、アザゼルさん。(7) (イブニングKC)
6巻からの天才小山内君を主役とした漫画家エピソードの最終話が巻頭に。
今回も「悪魔の力では人は幸福にはなれない。」原則を見事に守り、22,23Pの迷言が染みる身も蓋も無いお話。
非常に痛く面白いエピソードだけに、6巻に最後までまとめて収録して欲しかった惜しい一編。
「アゴなしゲン」の輪郭に漫画家市橋俊介氏の自画像パーツを埋め込んだ様な大鳥山君が心配でなりません。
続いて新シリーズは悪魔使い48面相一味と芥辺探偵事務所の総力を挙げた対決を描いた変態アクション巨編。
変態には夢の職能を持った悪魔サルガタナスを使う48面相と芥辺の過去の経緯と相変わらず皆の足を引っ張るアザゼルさんの様子を織り交ぜながら博物館の宝物防衛戦を描いて居ます。
久保氏の青年誌の限界に挑んだ淫猥な変態ワールドと、どこかで観覚えが有る物が一杯陳列されている博物館の様子が楽しく、この巻で決着が着いているのも好感が持てます。
「悪魔使いは何かが欠損している人間が向いている。」と有りましたが、ヒロイン「さくちゃん」に欠けて居るのは「色気」である事が改めて伺い知れる7巻。
お薦めです。
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なんともいえない独特なワールドに、完全に引き込まれます。
強烈なプラス思考に、生きる勇気と自信が引っ張りだされます。
だいたい成功法則の本って、マーフィーの法則をベースに、大脳生理学とか神経言語プログラミングやらの知識を活用して書かれているものが多いのですが、それらとは違う、また仏教的でもなく、日本的とも言えない、結局斎藤一人オリジナルといった風合いの、なんとも説明しがたい宇宙観が展開されています。
この手の本にありがちな、過去の成功者の引用がほとんでなく、斎藤一人という人個人のすごさを感じます。
救われる感じっていう、宗教的な表現になりますが、そんな感じです。
一気に読了しましたが、いつまでも読んでいたい気分です。
全ての人におすすめです。