ファンタスティック・フォー:銀河の危機 [Blu-ray]
既発売中のBlu-ray『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』の続編となる。
ストーリー的にはアメコミ原作作品群の中では軽い印象。
繰り返される同じギャグが少々五月蝿く感じる。
前作に続きトーチ(クリス・エヴァンス)のやんちゃぶりと成長は楽しい。しかし今回はこの4人の活動よりも、むしろ「シルバーサーファー」とゆうキャラクターが魅力的である。
このシルバーサーファーは、アメコミ界では良く知られた人気のヒーローらしく、『クリムゾン・タイド』の中でも熱く語られていたりする。是非、スピンオフとしてこのシルバーサーファー主体の映画も製作して頂きたい。
PHL(パナソニックハリウッド研究所)にてオーサリングされた今作は、非常に高い解像度。特に冒頭と終盤における「地球を飲み込もうとするモノ」の描写、クレーターの解像度は圧巻である。立体感・奥行き共に見事。
スーザン役のジェシカ・アルバのカラーリングで傷んだ髪の質まで判ってしまう。
(このブロンド似合いませんね。ネイティブ・アメリカンの血を引く黒髪と小麦色の肌のまま方がよろしいと思います)
怖いのが、元オーストラリアの首相の息子でモデルでもあったビクター/Dr.ドゥーム役のジュリアン・マクマホン。 お顔が整いすぎていて人間には見えない。
音質はクリアーで派手過ぎず迫力・サラウンド感があり良好なのだが、サウンドデザインが少し古臭い様に感じる。
ファンタスティック・フォー:銀河の危機 (特別編/初回生産分限定特典ディスク付・2枚組) [DVD]
まず、シルバーサーファーの登場シーンが痺れるほど格好良かったです。
だいぶ前に「クリムゾン・タイド」でちらっと名前を聞いたことがあるのですが、
あぁ、本当にシルバーなサーファーなんだ・・・と。
シルバーサーファーって単体で何か漫画があったんですかね。
その程度しかアメコミは知ってはいないんですが、
いや、まぁ、今回もギャグを随所に散りばめつつ、
自分の能力を自覚した主人公達が悪に挑んでいきます。
CMはシルバーサーファーが敵なのか!?
というような描き方をしていますが、Dr.ドゥームさんも出てきます。
彼には、この悪党! と言わずにはいられない。
敵役はとことん悪事にこだわっていって欲しいものですね。
余談ですが、リードがスーのフォースフィールドに挟まれるシーンは必見。
かなり印象に残ると思います。