THE SQUARE~T-SQUARE since 1978 30th Anniversary Festival“野音であそぶ” [Blu-ray]
他のレビューでもありますが、少し平面的な画像に思えました。でもワンダフルディズの画像よりは、かなりマシだし、カメラワークもプロの仕事っぽかったです。
それはさておき、この映像はスクェアファンなら是非とも見て頂きたいです。15人もの歴代メンバーが同じステージに立って演奏するなんて、こういうお祭りイベントでしか見られませんよ。今はプロではない方もいて、それでも一緒に演奏を楽しめるなんて素晴らしいじゃないですか。初代オリジナルメンバーによる演奏なんて、オールドファンにはたまらないと思います。しかも、その時の音がするのは感動ものです。
この映像で一番印象的だったのは、メンバーの笑顔が素晴らしかったことですね。特に安藤さんの笑顔がはじけていました。ずっとリーダーとしてスクェアを率いてきたからこそのあの笑顔だと思います。とにかく楽しいと何度もおっしゃっていました。
今はハワイに住んでる中村さん、なかなか個性的な河合マイケルさん、則竹さんがお兄ちゃんと慕う長谷部さん、唯一の女性メンバーの宮城さんなど、あまり今だとお目にかからない人達もいます。
お客さんも含めて全ての人達が、このお祭りを楽しんでいるのが分かります。スクェアファンならば、この映像を見て一緒に楽しみませんか?MCも含めて完全収録されているのもポイントです。
反対に同窓会のノリが嫌な方や、超絶プレイを期待している方は、この映像は合わないと思いますね。これは歴代メンバーによる同窓会をみんなで楽しむ映像です。
おまけ映像として、君はハリケーンとTRUTHのPVが収録されています。君はハリケーンの今見たらかなり赤面ものの映像や、伊東さんがいいとこ取りをしているTRUTHの映像は一見の価値ありです(笑)
映像は平面的だったけど、私は大満足でした!
Mellow Madness
A. Saxの音色とブラック・コンテンポラリー。
両方とも大好きな私に 更なるこの融合は たまりません。
カヴァー曲のセレクトも すごくGood!
その為か 最初からとても入りやすい アルバムでしたね。
T-SQUAREから 抜け出した 一人のサックス奏者としての素顔が とても魅力的。
また別の顔を 垣間見ることができます。
もともと 彼のアルトの音色には
クラブ系ファンクなノリや メロディーの美しい R&B ソウルフルな曲など
ブラック・コンテンポラリーが とっても合うんですよね。
彼の魅力を最大限に引き出せるのが まさにこのジャンルの曲だと 私は思います。
私自身 T-SQUAREのファンでもあるわけですが
どちらかと言えば ソロで魅せる彼のsaxが好みかも知れません。
「T-SQUARE フロントプレーヤー」という肩書きから ある意味 解き放たれた
肩の力が抜けた 素のプレイを 見れた気がしますね。
これまでの サックス奏者としての キャリアの重さが
哀愁をたっぷりと含んだ音質を 作り出すのでしょう。
まさに 円熟期ど真ん中 の風格。
普通に吹いていても
若さだけでは 出せない奥深い味が感じられるのは さすがです。
THE SQUARE~T-SQUARE since 1978 30th Anniversary Festival“野音であそぶ” [DVD]
NHKで見て、その時にも感激していたのですが、「完全収録」となればもう見るしかないでしょう。
このところ積極的にスクゥエアの音を聴いていたわけではないので、少しなじみの薄い曲もありましたが、全編を通してスクゥエア・サウンド満載で楽しめました。特に最初のメドレーは何度でも聴き返したくなります。
私自身は長谷部・田中〜則武・須藤のリズム隊の頃が青春していて、懐かしいばかりです。
特典映像はNHKでも見たものですが、誰もが楽しんでいる様子がわかって、これもまた見ているこちらも懐かしく、楽しくなります。
「君はハリケーン」と"Truth"のプロモは、今見るとご愛敬ともいった感じです。