こだまでしょうか、いいえ、誰でも。―金子みすヾ詩集選
ACジャパンのCM、こだまでしょうか、いいえ、誰でもという言葉で一躍話題になった女流詩人金子みすずの詩集です。
26歳という若さで命を絶った彼女の人生にも驚かされますが、金子みすずの繰り出す言葉の世界の凄さには驚嘆するばかりです。
本当に大人の女性が書いたものなのだろうかというくらい、子どもや女の子の気持ちをうまく言葉にしています。
子どもの持つ素直さ、残酷さ、悲しさ、喜びといった感情を詩という媒体を通して、見事に表現しています。
少女たちが遊ぶ道具や情景といったものは、明治大正の日本の風景なのですが、子どものもつ感情や行動といったものは、普遍的なものがあるのではないかと思いました。
この詩集を読んでいると、子どものときの自分を思い出してしまいます。
明るいほうへ 明るいほうへ [DVD]
松たか子演じる金子みすずは実在した童謡詩人で、優しい詩を残しています。
薄幸な彼女の人生を描きながら、松たか子による詩の朗読がバックに入りなんとも切ない仕上がりです。ずっと忘れられていた彼女の人生が、弟正祐氏の日記によって蘇ったわけですが、二人の恋にはここまでいいの?というドラマチックな仕上がりです。ちなみに弟正祐役はV6の三宅君です。金子みすずの詩が好きな方、必見ですよ!!
金子みすゞ童謡集 (ハルキ文庫)
とにかく詩集が欲しくて買ったのがきっかけです。
そのとき「私と小鳥と鈴と」の作品くらいしか
知らなかったのですが・・・一気に読んでしまいました。
可愛くてとても共感できる詩ばかりで
こんな風に言葉に表せるみすずさんは凄い!
って思い、今みすずさんの詩集を集めていますw
金子みすゞ(金子みすず)作品ちひろCDベストアルバム「私と小鳥と鈴と」(再版盤)
車の中で聴くお気に入りのCDになりました。石ころという歌が楽しいです。金子みすゞさんもきっと、ちひろさんがこのように詩にぴったりな曲を作ってくれて喜んでおられると思います。多くの方にこのCDを聴いてもらえたらいいですね!
NHKにほんごであそぼCD「百」~たっぷりうたづくし~
子どもができてからNHK教育を観るようになり、「にほんごであそぼ」の存在を知りました。
もう、気がつくと頭の中で回っていて、歌ってしまいます(笑)。「一より小さいかず」なんて、この年になってはじめて知りました。KONISHIKIさんの歌や野村萬斎さんの狂言も、大好きです!
踊りも楽しいし、遊びながら美しい日本語を覚えられるスグレモノ。中高生、大学生だって知らない言葉や言い回しがあるんじゃないかな?大人も子どもも、ためになって面白い!と感じられると思いますよ。