ヒーロー~TV THEMES
夜明けのマイウェイ(パル)のCDを探してました。他は、オムニバスでキング・フォーク・ニューミュージック・ヒストリー《20世紀BEST》に収録されていますが、amazonでも中古でとてつもなく高値がついているんで私のようにこの1曲だけをほしい人は、手が出ません。
ドラマ『ちょっとマイウェイ』もとても面白かったと記憶しています。シングルやサントラであれば最高でしたが・・・聴けることを楽しみにしています。
ヤヌスの鏡 1 (集英社文庫―コミック版)
これは美しく華やかな作画による、なかなか衝撃的に仕上がったピカレスク・コミックです。祖母に抑圧された大人しい優等生のヒロミ、その編み込んだ髪をほどいてゴージャスになびかせ活動する、奔放で怖いものなしのユミ。ユミの行動は次第にエスカレートし、周囲を巻き込んで様々な事件を巻き起こしていきます。
このドラマが単なる多重人格ものとして終わっていないのは、ユミの投げかける言葉の持つ魔力のようなもののためでしょう。夢についての言葉はもとより、人が誰かを知っているとはどういうことなのか、知っていると思っている誰かはほんとうはまったく違った人間なのではないか、そうした疑惑を大きく投げかけるものでもあるからです。
三巻に渡る『ヤヌスの鏡』の単行本には、長編である「ヤヌスの鏡」の他に、「ヤヌスの鏡──秘密(シークレット)──」と「ヤヌスの鏡──原説(オリジナル)──」という短編も収録されています。
大映テレビ ドラマシリーズ 不良少女とよばれて 前編 [DVD]
84年のドラマを代表する大映ドラマの名作。わずか1話で不良から更生するのは強引な展開ではあるが、哲也(国広富之)の身を張った説得があればこそ純な心を取り戻した訳であり、純愛ドラマとしても十分楽しめる。
脇を固める俳優陣も見事ハマっており、敵役の伊藤かずえ、朝雄役の松村雄基、麻里役の比企理恵の演技が光っている。
何度観ても飽きないストーリー展開は笑えるほど強引だが知らぬ間に引き込まれてしまう。買って損無しのドラマです。
余談ですが、主題歌を歌ったMIEの『NEVER』であるが放送期間中3度ヴォーカルを録りなおしている(レコード化されたのは2度目に使用されたもの)。ドラマでは異例の事であるのでその辺りも注意して全編を観てほしい。
大映テレビ主題歌コレクション~フジテレビ編
TBS編、フジテレビ編を両方聴いてみると・・・・
TBSは麻倉未稀さん、フジテレビは椎名恵さんが歌っているのが多いですね。
両方の局に共通していえるのは、ドラマを盛り上げる曲をとても上手に選曲しているという事。
何十年たっても曲をまだ覚えているということは、単に主題歌というだけでなく、曲そのものもいい曲であるという事でしょう。
TBS編もそうだが、曲を聴くとなぜかテンションがあがる気がする・・
ヤヌスの鏡 2 (集英社文庫―コミック版)
「多重人格」の少女、ヒロミとユミ。祖母の精神的・肉体的虐待から逃れるために生み出されたが故に、ユミは痛みを感じない。恐怖も感じない。相手が憎いと思ったら社会的に抹殺することを考え、実行していく。しかしそのユミも、ヒロミが「そうしたい」と思わなければ行動できないのだと言う。やはりヒロミから生み出されたヒロミの人格の一部なのだ。しかし、気弱でおとなしく従順なヒロミとは正反対で、何者にも従属せず、何者をも信じず、自分の思うままに生きるユミは何と魅力的なのだろう。