Call of Duty: World at War (PS3 輸入版 北米)
といった感じの超オラオラ系FPS。戦闘は息をもつかせぬスピーディー展開。しかし余裕ぶっこいてズカズカ進める訳でもなく、ふと飛んできては即死の手榴弾にビクビクしつつ、そして何度も死につつちょくちょく進んでいく。でもチェックポイントが多めにあるのであまり苦ではない。難易度はかなりバランスが取れてると思います。
さて、よく話に挙がっている部位欠損などのゴア表現ですが、戦闘が目まぐるしすぎて気にしている余裕はほとんどありません。
が、いざ見てみるとかなりグロいです。結構作りこまれてます。ドイツ兵と鉢合わせして機関銃連射で脚をもぎ、驚愕の表情で無い脚を見つめて死んでいったあの瞬間は、流石に背筋が寒くなりました。
血の表現も、乾いたような血飛沫がぶしゅっと出るのではなく、ドロリとした血液がドバッと出てかなりリアルです。
ストーリーと言うか、戦闘は基本的に大軍でぶつかり合います。一人で潜入して一人で施設の敵を一掃。なんてのは無く、これこそ世界大戦の戦闘という感じです。敵味方関係なく、ボコボコ出てきてボコボコ死んでいきます。
途中で狙撃兵プレイの回があったりしますが、内容、展開共にかなりしっかりしています。
一つ釈然としないのが、やはり日本軍相手だということ。火炎放射器で燃やせば「熱い! 熱いぃッ!」と、日本人らしい悲鳴をあげて死んでいくので、どんどん悪いことをした気がしてきます。悪いことなんですが。
でも、FPSとしては最高峰の出来であることは確かと言って良いでしょう。グラフィックや音楽も申し分無いです。好きです。