相棒 劇場版II -警視庁占拠!特命係の一番長い夜- <通常版> [DVD]
面白いのか面白くないのか、最後まで分からず鑑賞。DVDを買うか買わないか、未だに迷っているとろ〜い私です。前回のは購入。テレビ放映は録画していますが。
すごく期待して劇場で見たけど・・・期待が大きすぎハードルが高くなり評価が低くくなりました。テレビの長いバージョンの方が好きですね。映画は二人の雰囲気が違うし、他の方のレビューを読んで、私が感じる物足りない何かが何となく理解できました。
買うか買わないか未々迷いそう・・・
<初回生産限定>はやぶさ 遥かなる帰還 特別限定版【Blu-ray】
3作中最も硬派で、技術畑の事情に重きを置いた作品です。
研究者と民間企業の人間の立ち位置差、そこからくる事情も良く分かります。
1作目と違い、運用中の物語しかないですが、丁寧に作られていると思います。
可能な限り分かりやすく努力していますが、前作と違い、説明をつぶやくことのできた主人公が居ないので、
良く訓練されている人じゃないと、専門用語的に難しいかもしれませんね。
特典は、映画系の映像だけで中の人インタビューとかはありませんが
メイキングビデオ的には楽しめると思います。
個人的ランキングは
はやぶさ/HAYABUSA コミカル要素も満載で、甲乙つけがたい本編2位・特典1位
はやぶさ 遥かなる帰還 硬派な技術人間の物語 本編1位
おかえり、はやぶさ 主人公のチャラ男と逆切れ親父がすべてを台無しにしている残念な第3位
ps.はやぶさ/HAYABUSA は特典ディスク・スゴロク同梱版が再販されているので、暴利業者から買わないでおきましょう(笑)
ハンチョウ~警視庁安積班~ シリーズ5 DVD-BOX
今までのシリーズを観ている人にとっては、こんなの違う!と思われる人もいるかと思いますが…このシーズン5は、全く別物と考えて観て欲しいです。 今までのシリーズは、始めからチームワークや人間関係が出来上がっている状態から物語が始まるのに対し、今回は部下との人間関係を築くところから始まり、いろんな事件を共に解決していく中で、次第に絆が深まり…チームが出来上がっていく過程が描かれています。 上司の命令やチームを無視して行動しがちだった尾崎(←彼の行動の理由は物語の中で明らかにされます)が、安積班長によって次第に変わっていく姿が、特に良かったです。 小池と結城の若手二人の成長物語も見所。 キャラ同士の掛け合いが、なかなかコミカルで楽しいのでそこも見所。 個人的に好きな話は、尾崎は6、7、10〜12話。結城は3、5、8話。小池は4、5(この話で彼の路線が決まった気が・笑)、11、12話。(安積班長は見所多すぎるので、話を絞れません・笑) 今までのシリーズを全く知らない人でも、問題なく見られます。 むしろ、初心者の方が純粋に見られるので、良いかもしれません。 今までのシリーズを観ている人は一度リセットして、新たな気持ちで見ることをお勧めします。
相棒 劇場版II -警視庁占拠!特命係の一番長い夜- 豪華版Blu-ray BOX (初回完全限定生産)
勿論、TVドラマもそうですし、この劇場版も同様ですが、
些細な処に『相棒』というシリーズの凄さが潜んでいるなぁ、
と、幼少時から推理小説や、所謂社会派小説等を好んで読んでいる自分は感じる次第です。
又、ドンパチが無くても、探偵モノでも無く、
ストレートな刑事ドラマで、此処まで面白い作品が創れるという
事実を証明した事も勿論ですが、特にこの劇場版を観て凄いと感じた処が、
『杉下警部の冴え渡る推理、洞察力、観察力を引き立てたいが為に
他の登場人物がお馬鹿に見えてしまう という事が一切無い』
という点ですね。
往々にして、
「名探偵役を際立たせる一番分かり易い方法は、相方が少し劣っている事」
という方法論が取られがちな中、この相棒シリーズ、
特に神戸君が相棒となってからも尚、杉下警部の凄さが分かり易く伝わって来る事に、
オドロキというか、凄味を感じます。
これ、文章にすると簡単なんですが、いざカタチにしようとすると、相当難しいと思います。
何度この作品を観ても、「自分にとっての、或いは他人にとっての正義」という、
曖昧模糊とした、決して答えの出ないテーマを重厚に、
そして一切安易な自家撞着の陥穽も無く、真正面から扱っている優れた作品だと、
感心する事しきりです。
視点を変えれば、本当に、それぞれの登場人物の主張する「正義」が
『確かにそうだよな』『一理有るな』と感じられる。
実に、何度観ても飽きる事の無い、邦画史上に残るであろう名作だと心から感じます。
勿論、かねてからの相棒ファンの方は、当豪華版は必携だと思いますよ!
隠し剣 鬼の爪 特別版 [DVD]
●結構悲惨な荷物をしょわされてるのに淡々としていて清清しいです。●下手をすれば印象が残らない芝居かもしれませんが山場を作らない長瀬さんに対する演出が本当の芯の強さを体現しているようであとからじわじわと想いにふけりました。●色恋がらみの話もありますが物語の佳境では傍に誰もいません。あれほどなりふり構わず連れ出したあの人もあっさり別離しています。それなのにそんなことはおくびにも出さず着々と準備を整え最善を尽くします。●他二作はどうも女性の影が濃くちらつく主人公が登場しました。本作品は主人公の一番大事な時間に誰も寄り添っていないそこがなかなかハードでかっこいいです。●悪役がかなり俗っぽいのが気になりました。もう少しこちらが理解できる部分を残した方がよかったかもしれません。ああいう分かり易い悪は山田さんらしくないのですが、らしくないゆえに最後のシーンが快感です。一仕事終えた上でもうひとつの山場を作るにはあの人物設定でなければ効果ありませんね。●まるまるヒロインの影が抜け落ちた中盤の孤独感といい、ともすれば没個性に陥りそうなギリギリまで抑えた主演の芝居といい、終盤で見せ付けるトリッキーな技といい三部作の中でもかなり異色です。気になった方は是非ご覧ください。