虹を見たかい? 突然、愛する人を亡くしたときに
こんなに言葉のひとつひとつを愛おしむように読んだのは久しぶり!
どんとファンにとっては待ちこがれた一冊であるに違いないし、
そうでなくとも、じぶんの奥深いところにある湖のような面を
みたり、観じたり、ゆさぶられるような気がします。
リアルもスピリチュアルも、ここでは分けられない。
おとぎ話のようでもあるし、夢をみてもいいんだ…と
静かな希望(と、いったら大げさだけども)が
たゆたう、波のように。
読み終わったあと、そばにいるひとを、ぎゅっとしたくなる。
暮らしの中にとけこんで、必要なタイミングで手にとってめくりたくなる
ある意味、実用本(?)です。笑。
静かな、内なる、波を観じてみてください。
宇宙サウンド/Walkin’ to New Orleans [DVD]
芯からたのしんでしまった。小生40オーバーであるが、10代後半は彼らのライブにかなり通っていたがその当時のその空気そのままだ。なかでもこのDVDでしか聞くことのできない魂ころがしはおおおお!!と高揚してしまった。今の日本にこんなに楽しませてくれるアーチストはいるのか?
一頭象 どんとスーパーベスト
このCDの夫人のさちほさんが書いた解説にあるのだが、以下、そこからの話。
どんとのベスト盤の話が持ち上がり、夫人がいろいろな思い入れをこめて選曲して、解説も書き終えた後、ふと、開かずの間にしていたどんとの自宅録音室を調べると、DATの中に『どんとbest』と書かれていたテープが入っていた。それを聞いた瞬間“やられた”と。それはハワイに行く直前まで、作っていたか、聴いていた、どんと自身による、ベスト盤だったのだ。
このCDは、そのテープを、曲順までそのままCD化。どんとの活動を振り返った解説&写真の数々もすばらしい。夫人が選んだであろう、リラックスしたどんとの微笑み。グラフィックもどんとらしい、曼陀羅風の過剰さ。そういう意味でも、どんとの“ベスト!”!と言える。
どんとが好きだった曲がなにかを知ることができたのはファンとしてはたまらないのだが、『また逢う日まで』を聞くと、“おう、いつか逢えるよな”と私は涙が止まらない。
タイムボガーン!ボ・ガンボス解散 [DVD]
未だに色褪せない彼らの名曲がギッシリと詰め込まれています。
どんとのフニャフニャ感が懐かしく、観ていて学生の頃を思い出し込上げるものがありました。あっボ・ガンボスだ懐かしい~って思った人は絶対このDVDは買うべき!
Colla Bo Gumbos Vol.1
参加アーティストやKyon氏のボ・ガンボスに寄せる想いの丈は1リスナーでしかない私には解りません。でも、やっぱり「俺も」ボ・ガンボスが好きだったんだ!と再確認させてもらえました。
いろんなカタチで生まれ変わった名曲たち。耳に入ってくる感じは全然違うものだけれど、身体が覚えているこの感じは紛れも無くボ・ガンボスそのものです。●●っぽい曲や、××っぽいバンドが巷には溢れていますが、「ボ・ガンボスっぽさ」を感じることができるのはこのアルバムだけでしょうね。当たり前か。
「ボ・ガンボスっぽさ」を存分に堪能し、新しい刺激を得ることができました。と同時にオリジナル「ボ・ガンボス」の特異な個性を改めて実感したのでした。
「どんとはどんとだけにしかいないのね」