タペストリー -you will meet yourself- 初回版
ストーリーを楽しみたく、このゲームを見つけ出しました。
今回のレビューでは、詳細なネタバレはありませんが、物語の流れをさらっとご紹介していきますので、
ご注意ください。
さて、このタペストリー。
見所としては、主人公が不治の病で、残り僅かな日々を、
どう生き抜くのか、というところかと思います。
死生観を題材にすると、重い展開になりがちだが、
今回は、この重い題材を、どう料理するのか、とても楽しみでした。
まず、システムから。
漫画を見ているかのような、テキスト表現は、個人的に見ていて新鮮でしたし、
すんなり読むことができました。読みにくい……って感じたことは、特にないです。
他、気になった事といえば、スキップのもっさり感ぐらいか。
次に、心理描写が独特でした。
普通の物語では、主人公視点のみで話が進んでいくと思うのですが、こちらでは、
主人公視点とヒロイン視点があるわけです。
これは、個人的に、非常にありがたかったです。
主人公本人は病気を隠しているつもりでいるが、実はヒロインたちは、あることがきっかけで、
病気の事を知っていて、どうすれば良いか葛藤していた。という、言葉では表現できない、
複雑な感情のやりとりを見事に表現できているのではないか。と、思います。
次に、主人公について。
主人公の性格は、前向きで明るく、人から好かれるタイプかと思います。
鈍感な性格に関しては、一応エロゲなので基本ステータスですね(笑
さらに、病気の事を周囲の人に気付かれないよう行動するので、病状が進行していない序盤では、
「本当に、こいつは病気なのか?」と、思ってしまうぐらいの、
学園ハートフルストーリー展開です。ここで評価が、少し落ちるのかもしれません。
ストーリーについて。
序盤に関してだけで言えば、あまり面白くなく……と、言いますのも、しっかりと起承転結にはなっているものの、
話の所々で、わざとらしさ感があり、展開がすんなり読めてしまう。それがミスリードだったり、
+α、プレイヤー側が、あっと驚くような展開が、待ち受けているということは、ほとんどなく、
普通に予測できた展開で終わってしまう。なんてケースが多々あり、とんだ茶番な展開の連続でした。
中盤になるにつれて、症状が出てきます。この頃から、主人公は、自分の「死」について、避けられないものだと、
なかったことにはできないのだと気づき始める。それから……という流れです。
私個人としては、死生観を題材にしているので、重くなる展開なのかと予想していましたが、
全然そんなことはなく、会社名が会社名なだけに、比較的ライトな作りでした(てへぺろ
ただ、死について、軽く扱っているとは感じませんでした。
私が、もし余命宣告をされたとして。病状が全く無ければ、まず受け入れないと思います。
正式な診断書が出たとしても。「まさかこの自分が、半年で死ぬなんて……」って、思います。思いたくもなります。
周りの人に、病気の事を話して、同情されるのが嫌だ。なるべく普通に過ごしたい。
その気持ちも、なんとなく理解できました。
余命宣告をされたら、気持ちも落ち込むはずだし、絶望感を感じてしまうでしょう。
でも、この主人公は、死の恐怖と戦いながらも、前向きに、ポジティブに最後まで生きてくれました。
ここをどう評価するかだと思います。
それから、細かい点を少し。
無理やり泣かせようとしたシーンがあり、ちょっと待てよと(笑
「はいここから泣いてちょうだい!」って、製作者に背中を押されているかのよう。
シリアスなシーンだけでなく、所々に、こういった“わざとらしさ”があり、鼻につきました。
また、病状が悪化してからの闘病生活が、語り口調となってしまっているのも、どうだろう。
もちろん、そうすることで、あまり重い展開にはならなく済んでいるが、現実感がなく、
おかしな表現になるが、物足りないと感じてしまう一つの原因かと思われる。
なんだかんだ不満はあるものの、☆4つの価値は十分にあると思います。プレイしていない方はぜひ。
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全曲良い仕上がりですが、特にヒックとトゥースの距離が縮まるシーンに流れる『許されざる友情』かなりグッと来ます?生まれて初めてサントラを聴いて涙が出ました?(映画のシーンを思いだし)後はトゥースに初めて乗った時に流れた音楽『テスト飛行』本当に素晴らしい音楽です?
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様々なテイストのインテリア、ライフスタイルがのぞけましたが個人的にはもっと
変態性のある部屋をセルビーさんが沢山撮ってくれると嬉しい。
変態って究極のおしゃれなんですもの!